遊びをせんとや

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夏の終わりの湖東  ~佐川美術館、ラコリーナ~

2022-08-22 08:42:09 | 美術館、博物館
大雨が降って、だんだんと涼しくなる気配。クーラーを入れる時間も短くなっている。

ピカソ展を観に行こうと湖東へ出かけた。
ちょうど娘と真ん中で待ち合わせ。車で来てくれた。

守山の駅で待ち合わせて、佐川美術館へ。
滋賀県の美術館、博物館は面白いところが多いが、足の便が悪い。
この佐川美術館も何度か訪れたが、バスの時間を注意しないとえらいことになる。

 
水が回りを流れていて、幸いにも雨もすっかり上がり青空が広がっている。とても気持ちのいい風景。


イスラエル博物館所蔵 ピカソ~ひらめきの原点~を観に行く。

時間指定のWeb予約で、予約初日に勇んで予約した。日曜日なので、やはり混んでいた。
この美術館でこれだけ人が混んでいたのは初めて。

エッチング、リトグラフ中心の多数のピカソの作品。
ピカソの発想の道筋を探る展覧会だった。

いつも年若い女の人に恋をして、ミューズに導かれるように制作していたんだなということも改めて解った。
「ゲルニカ」の作品もこの中から生まれたんだ。

90歳近くなっても衰えない創作意欲。表現したいというエネルギーがほとばしるように感じられる。
生きるエネルギーだなと思った。

残念ながら写真撮影は不可だった。

ピカソ展を観た後すぐに夕食に備えて早めに昼食を取っておくべきだと思ったのでカフェに入る。
メニューは少なかったが、
私と娘は冷麺、トマトソースを掛けて美味しかった。

旦那はミックスサンドイッチとイノダのコーヒーセット。


佐藤忠良の彫刻を観る。
先月、いわさきちひろの作品を観たので同時代の風を感じる。
誠実でつつましやかで爽やかで暖かいまなざしで制作された作品。
昭和30年代~40年代の時代は果たして今よりいい時代だったんじゃないだろうか?
不便で物の選択が少なくて貧しい。

最後に十五代楽直入のお茶碗を観て美術館を後にする。
2018年のフランスRAHU茶碗の白地に青の釉薬の美しいお茶碗が好きだ。

この一番左下
写真はHPよりお借りしました。

楽茶碗の展示館は自然光をほぼ遮断し、人工の照明がすごく絞ってある。昔ほの暗い茶室でお茶碗を扱ったんだなと思える。
何だか落ち着いた。
ロビーには自然光が、、、。


次の美術館へ行く前に以前から訪れたかった所へ娘に連れて行ってもらった。
琵琶湖湖東と言えども結構広い。
30分程度車を走らせたら着いた近江八幡たねや、クラブ・ハリエのフラッグシップショップ、ラコリーナ

まるで遺跡のように建っている。
藤森さんの設計。建物を見るだけでも面白い。
駐車場に車を入れるまでに時間がかかるとHPには書いてあったが、行ってみると空きは見つかり、スムーズに駐車。
でも建物の中は激混み。
2階のカフェは階段の下まで人が並び、アイスクリームを買う列、焼き立てのバームクーヘンを買う列。

天井が面白い


旦那がさすがに和菓子の詰め合わせを買う。
娘もお土産を買う。
私は猫に小判状態。
壁に飾られたお菓子の型


突き抜けて外へ出てフードコートで旦那は待望のかき氷、私は出来立てバームクーヘンとアイスコーヒー、娘はサイダー。
庭を囲む回廊のベンチでしばしお茶。涼しくていい気持ち。

フードコートの向かいには巨大なバームクーヘン型の建物が。新しい売り場を建設中。

この写真の左奥です。
カステラの販売所、カフェもあります。激混み。


中庭?のようになっているところは稲の水田は子供が喜ぶようなトトロが出て来そうなモニュメントが点在。


バームクーヘンの間から顔出し。

 
田んぼには塩辛トンボが飛んでいました。

ここも混んでいたが座って物は食べることができる。

満足して次の滋賀県立美術館へ向かう。
再度守山を通りすぎて草津へ。










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