気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

「きれいに咲いてるね」・伊賀鉄道 伊賀忍者(三重県)

2021年03月31日 | 伊賀鉄道
三重県を走るローカル線で伊賀鉄道沿線の桜の木も満開の時期を迎えました。

比土駅(ひどえき)のすぐ近くを流れる川の堤防でも桜が美しく咲いており、そのすぐ横を伊賀忍者の電車が通過して行きます。日頃は鋭い眼光で伊賀路を走行している伊賀忍者も、この時ばかりは美しい桜を目にして心なしか穏やかな目つきをしている様な・・・・・ 
(そんなわけ ないやろ!!)
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南海高野線 下古沢駅(和歌山県)

2021年03月28日 | 南海電鉄
南海電鉄高野線の下古沢駅(しもこさわえき)です。(撮影:2010年7月15日)

南海高野線は大阪市浪速区の汐見橋駅(しおみばしえき)から、和歌山県の高野山にある極楽橋駅(ごくらくばしえき)迄の路線です。終点の極楽橋駅に近づくと40‰、50‰(パーミル:1000m進む間に40~50mの勾配がある)の急勾配が連続する山岳路線になっています。

高野線の正式な起点駅は汐見橋駅になってますが立体交差事業で途中駅の岸里玉出駅(きしのとたまでえき)で線路が分断されました。その為一般的には、高野山方面へ向かう全列車が大阪市内の難波駅(なんばえき)を発着しての運行系統を指して「高野線」と表現してる様です。

ちなみに極楽橋駅の標高は535mで当駅の標高177mから358mを駆け上ります。

この駅は50‰の途中の傾斜面に位置しています。当初は列車の行き違い可能な駅になってましたが、2002年(平成14年)にその機能が撤去されて大阪方面に向かうホームのみを使用する単式ホーム1面1線になりました。ネットで現在の状況を確認すると、撤去された列車の行き違い機能は、2018年3月に復活している様です。

傾斜面に設けられた木造駅駅舎へは数段の階段を上って入ります。




ホームへ入り大阪方面を見ました。右側は線路が撤去されていた当時の下りホームで、ホーム上には「花屏風」が設置されてましたが、現在は下り線ホームの復元の為に撤去されている様です。




極楽橋駅を発車した上りの橋本駅(はしもとえき)行きの列車が接近してきました。


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日本一の超急勾配 ・ 大井川鐵道 井川線(静岡県)

2021年03月23日 | 大井川鐵道
レールの上を走る鉄道は、勾配の走行が苦手です。静岡県を走る大井川鐵道井川線の、アプトいちしろ駅と長島ダム駅の間は90‰(パーミル:1000m進む間に90mの勾配がある)の急勾配をアプト式で運行されてます。

【アプト式鉄道】
急勾配の路線を安全に走行出来る様に、軌道上の2本のレールの真ん中に滑り止めの歯の付いたレールを設置して、アプト式電気機関車の床下にも歯車を取り付け、それらをかみあわせながら勾配の区間を走行しています。その際は必ず坂の下側にアプト式電気機関車を連結して、ブレーキの役目をしながら走行しています。

長島ダム駅です。ホームには千頭駅(せんずえき)へ向かうトロッコ列車が入線しています。


この駅から先、写真左方向に行くと90‰の下り勾配が待ち受けています。その為トロッコ列車の先頭に、アプト式電気機関車の連結作業中です。右側が乗客の乗っている列車で、左側がアプト式電気機関車です。


連結されたアプト式電気機関車のサポートを受けて、急勾配をゆっくり下っていきます。撮影する時にカメラが傾いて、斜めに写っているのではありません。この列車には私も一度乗った事があります。勾配を列車が上る時にはあまり意識はしませんでしたが、帰りに坂を下る列車に乗った時は、進行方向に向かって座席に座っていると、足に力を込めて踏ん張っていないと滑り落ちそうな感覚になりました。
ちなみに長編成の列車がこの区間を走行する時は、列車の先端と後端では10m近くの高低差がでるようです。
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平城宮跡内を走行する近鉄電車(奈良県)

2021年03月22日 | 近畿日本鉄道
奈良市に広がる世界遺産の平城宮跡内には当時の建物が復元されて点在しています。平城宮跡を近鉄奈良線が通過して行きますので、それらを絡めて狙えるポイントを探しました。

朱雀門の前で上りと下りの列車がすれ違います。手前は下り近鉄奈良駅(きんてつならえき)行きで向こう側は上り列車で、行き先は確認出来ませんでしたが近鉄線に乗り入れている阪神電鉄車両です。


上記の位置から少し左方向に移動して同じく朱雀門方向を狙いました。


左奥に見えるのは復元された東院庭園の南門で建部門です。


右の奥に見える建物は第一次大極殿です。
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国鉄時代の雰囲気が残る駅・JR関西本線 柘植駅(三重県)

2021年03月21日 | JR西日本エリア
JR関西本線で、かっては急行列車も停車していた主要駅の柘植駅(つげえき)です。そしてこの駅を起点とした草津線が接続しています。

柘植駅の一つ東隣の駅が加太駅(かぶとえき)で、加太駅から柘植駅に向かっては25‰(パーミル:1000m進む間に25mの勾配がある)の急な上り勾配になっています。SL全盛時代には列車の最後尾にもSLの補機を連結しての重連走行で上り勾配に挑んでいました。そしてここで後部補機のSLは切り離されて折り返してました。

この駅構内では貨物列車の組成ヤードとして機能していました。その為に当時の名残でホームに停車中の列車の横には、複数本の側線が残っています。






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