気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

近鉄線の中で最古の路線 道明寺線(大阪府)

2022年05月30日 | 近畿日本鉄道
近鉄道明寺線は大阪府藤井寺市にある近鉄南大阪線の道明寺駅(どうみょうじえき)と、大阪府柏原市にあるJR関西本線の柏原駅(かしわらえき)を結んで走行している路線距離が2.2Kmの短い路線です。藤井寺市と柏原市は隣接してますがこの路線以外の公共交通機関は無く、地元民の重要な足になっています。

近鉄の路線の中では最も歴史が古く、1898年(明治31年)に河陽鉄道が関西本線の柏原駅を経由して、大阪市と南河内方面を結ぶ路線として開業したのが原点になっています。その後、数回の社名変更があって現在の近鉄道明寺線になりました。

この路線は全線単線で駅数は始発と終点を含めて3駅のみです。途中での列車の行き違いは出来ず終日1編成のみで折り返し運転が行なわれてます。

道明寺駅です。開業は1898年(明治31年)3月で、河陽鉄道の開業時に設置されて柏原駅と並び最古の歴史を有する駅です。


道明寺駅横で柏原駅を発車した列車が接近するのを狙いました。


道明寺線の唯一の途中駅、柏原南口駅(かしわらみなみぐちえき)です。築堤上の駅から写真左方向に延びて大和川の堤防を結んでいる「奈良街道陸橋」があり、下を国道25号線が通っています。








柏原南口駅を発車してすぐに、堤防上の踏切を通過します。


踏切を通過後に長さが216mの大和川橋梁を渡って行きます。


この大和川橋梁はイギリスから輸入されました。河陽鉄道が開業した際に建設されたのが、120年以上経過した現在も現役で活躍しており、現在の近鉄全線の中で最古の構造物となっています。高い建設技術を使って道明寺線が開通したのでしょうね。






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近鉄田原本線 西田原本駅(奈良県)

2022年05月27日 | 近畿日本鉄道
日本最長の営業路線を誇る近鉄線の中で路線距離が約10Km程のミニ路線、田原本線があります。

この路線はJR関西本線の王寺駅(おうじえき)に隣接した近鉄田原本線の新王寺駅(しんおうじえき)を起点として、近鉄橿原線の田原本駅(たわらもとえき)の西側に位置する西田原本駅(にしたわらもとえき)を終点駅としています。駅数は起点と終点を合せて8駅で、起点と終点駅以外の途中の6駅は終日無人駅となっています。

ホームには折り返しての新王寺駅行きの列車が入線しています。


写真の左側には田原本線の前身である、大和鉄道時代のホームと線路が残っています。












この路線は全線単線運転ですが、列車の運転本数は比較的多く設定されています。

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JR紀勢本線 紀伊長島駅(三重県)

2022年05月23日 | JR東海エリア
JR紀勢本線の紀伊長島駅(きいながしまえき)です。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有し、単式ホーム側に駅舎があり駅長・駅員配置の規模の大きな駅です。(撮影:2017年3月4日)

駅の開業は1930年(昭和5年)4月で、開業当時の木造駅舎を改装しながら現在に至っています。東紀州の玄関口と言える場所に位置しており、特急を含む全列車の停車駅になっています。


JR全線の切符売り場の窓口が設置されていて、自動券売機や自動改札機の設置はありませんでした。




上りの「特急 南紀」の入線です。互いのホームは国鉄の雰囲気が残る跨線橋で連絡しています。


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昭和の雰囲気が溢れる大井川鐵道 家山駅(静岡県)

2022年05月20日 | 大井川鐵道
昨日アップ致しました抜里駅(ぬくりえき)から一つ始発駅側隣駅の家山駅(いえやまえき)で、島式ホーム1面2線を持ち駅員が駐在しています。この駅周辺の線路沿いには多くの桜が植えられていて桜トンネルが続いていおり、桜のシーズンには新金谷駅(しんかなやえき)から家山駅で折り返しのSLの臨時列車の運転も行なわれてました。

木造駅舎正面です。丸型の郵便ポストが良い雰囲気を醸し出してました。


駅舎内へ入りました。待合室です。


島式ホームには「C11形」SLが入線しました。ホーム上には木製の上屋が設けられていて、昭和の雰囲気が漂っています。この駅では蒸気機関車とともに、映画やドラマの撮影によく使用されてました。




島式ホームへ移動しました。


駅舎内へ戻ってSLの発車する様子を狙いました。改札口には木製のラッチが現役で残っており、懐かしい光景が溢れてました。




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大井川鐵道の木造駅舎 抜里駅(静岡県)

2022年05月19日 | 大井川鐵道
大井川鐵道大井川本線の抜里駅(ぬくりえき)で、単式ホーム1面1線を持つ無人駅です。大井川本線は始発の金谷駅(かなやえき)を出て終着の千頭駅(せんずえき)駅迄走行しており、始発と終着の両駅を含めて全20駅の中で抜里駅は始発駅から11番目で全路線のほぼ中程に位置しています。(撮影:2012年1月)

この駅ではSLの停車はなく、駅舎の横を旧型客車を牽引した上りSLが通過して行きます。






駅周辺には茶畑が広がっていいます。その中を下りのSLが接近してきました。



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