気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

平城宮跡と近鉄電車 ・ 近鉄奈良線(奈良県)

2021年11月09日 | 近畿日本鉄道
奈良市西部に広がる平城宮跡内を横切って走っている近鉄奈良線です。

平城宮跡の東の部分に復元された東院庭園の西側に 小子部門(ちいさこべもん)/ 的門(いくはもん) の基壇部分のみが復元されています。小子部氏が担当していた職務で宮門の護衛が重要な職務であった事から小子部門となっており、後に的氏に担当が変わったので的門と改名された様です。

小子部門の基壇から南西方向には朱雀門が、生いしげったススキ越しに見えます。


基壇を写真の左方向に進めば、東院庭園の入り口があります。


基壇から徒歩で5~6分程の所を近鉄奈良線が通っていて、電車が頻繁に通過して行きます。


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大井川鉄道と木造駅舎(静岡県)

2021年11月05日 | 大井川鐵道
大井川鉄道には、懐かしい雰囲気の木造駅舎が多く残されています。

今回は駅を通過するSLと、この木造駅舎を絡めて昭和の懐かしい記憶がよみがえるような雰囲気の写真になる様に思ってシャッターを押しました。

≪1≫新金谷(しんかなや)駅 : 昭和2年6月開業
SLの始発駅、新金谷駅をC11型SLが豪快に煙とドレインを放出しながら出発しました。


≪2≫抜里(ぬくり)駅 : 昭和5年7月開業
駅舎内から改札口を抜けて、写真左側手前方向にホームがあります。改札口の上部には裸電球が有り、改札口脇には今では珍しくなった公衆電話も設置されていました。最初は電話を外した構図を考えてましたが、今では目にする事が少なくなった公衆電話は入ったほうが昭和の雰囲気が出ていいかな、と思い急遽構図を変更してシャッターを押しました。


駅の周辺には茶畑が広がっています。駅のホーム側から、茶畑を前景に入れてホームを通過するSLを狙いました。


≪3≫青部(あおべ)駅 : 昭和6年4月開業
駅舎自体は現在は使用されておらず、建物だけが残されています。写真では少し分かりづらいかもしれませんが、駅舎と線路との間に4~5mの通路があります。この部分にも以前はレールが施設されていたようで、写真左方向に数十メートル進めば今は使用されてませんが、ホームの名残が残っていました。
上記のホームの名残のすぐ先にはトンネルが有ります。私は“秘境駅”の雰囲気が漂うこの駅が好きで、大井川鉄道へ来た時は毎回訪れています。


現在は、1面1線のこのホームのみです。


≪4≫塩郷(しおごう)駅のすぐ横に、大井川を跨ぐ吊り橋が架かっています。この吊り橋は1度に渡れる人数を通行制限されている、本格的な吊り橋になっていて通行時はかなり揺れました。私もこの吊り橋を渡った事がありますがスリル満点でした。吊り橋の下をSLが通過しました。
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SL北びわこ号 ・ JR北陸本線(滋賀県)

2021年11月04日 | JR西日本エリア
琵琶湖北部東岸のJR北陸本線米原駅(まいばらえき)と木ノ本駅(きのもとえき)間で運転されていた臨時列車の「SL北びわこ号」です。このSLは動態保存と滋賀県北部地方の観光産業の振興を目的として運転されてました。運転は春と秋の短期間で、米原駅からの下りSLのみで1日に2本運転されていました。(撮影:2013年11月17日)

ちなみに上りの米原駅行きは乗客を乗せての営業運転は無く、木ノ本駅に到着したSL列車の最後尾に電気機関車を連結して回送列車として運転されてました。現在の運行状況をネットで確認すると、運転コストの増加を理由に2019年(令和元年)秋の運転で最終運行となって現在は運転されてません。

途中のSL停車駅となっている虎姫駅(とらひめえき)を、煙とドレインを豪快に出して発車しました。この駅は国鉄時代を彷彿させる跨線橋が有ってSLを絡めると昭和の時代にタイムスリップした感覚になりました。

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秘境駅感満載の「神尾駅」 ・ 大井川鐵道(静岡県)

2021年11月03日 | 大井川鐵道
大井川鐵道の秘境駅感満載の神尾駅(かみおえき)です。線路とほぼ並走して通っている、国道473号線から神尾駅の方へ降りる急な細い道を走ります。神尾の集落を通過して更に約1Km程走ると神尾駅に着きました。駅の周辺には民家や当然、コンビニ等は何も無く秘境感溢れる光景が広がってました。

この駅へは 2010年2月14日~2020年1月4日 迄に何度も訪れて季節を変えて撮影してました。
この時のフォトチャンネルも新規追加致しました。

国道473号線から見た神尾駅です。写真右下に線路が分岐していて列車交換可能駅になっている神尾駅ホームが見えます。写真左半分は大井川で、線路右側の崖の上を国道が通っています。




神尾駅の駅前広場です。私が訪れた撮影当時(2011年2月)写真右側に旧の駅舎が有って、左側は物置やトイレがありました。車で来た場合は、ここで数台の駐車は可能でした。


上記写真の奥へ進みます。近鉄線の特急列車として走行していた車両で、上りの新金駅(しんかなやえき)行きの入線です。現在の近鉄線での特急車両はリニューアルされて、このカラーリングの車両は走行していません。


“駅構内” に入りました。ホームへ向かう通路右側で屋根の有る建造物は待合所です。


上下線の列車交換です。右側の列車は南海電鉄高野線を特急・急行車両として、左側の列車は東急電鉄で活躍していました。この大井川鐵道では元大手私鉄で活躍していた車輌が、そのままのカラーリングで走行していて懐かしい姿を目にする事が出来ます。


ホーム脇の山の斜面には、狸の焼き物が何体も並べられて「たぬき村」が出来てました。


線路脇には桜が咲いてました。下りの千頭駅(せんずえき)行きのSLが通過します。


神尾駅ホームから見て大井川鐵道本線終着駅の千頭駅方向にはトンネルが有って、上りのSLが接近してきました。


「たぬき村」の横からホームを通過する下りSLを狙いました。

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