【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月31日 30歳代のリーダーが率いる子供用品チェーン
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
ビッグサイト(東京の大型展示会場)で第9回のエンディング産業展が開催されました。
情報収集を兼ねて行ってきました。
エンディング市場は、2019年の1兆8000億円がピークでしたが、コロナ禍の影響により家族葬のシェアが増える等形式は多様化し、葬儀の規模縮小により費用は簡素化の傾向に変化しているそうです。
高齢化社会と言われはじめて久しくなりますが、今後、エンディング産業も変化していくのでしょうか。
私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、顧問先に活かしたいという考えのようです。
■ 30歳代のリーダーが率いる子供用品チェーン 1c01
全国に1020店舗を展開し、乳幼児の衣服から紙オムツ、粉ミルクまで子供用品の豊富な品ぞろえと低価格が売り物のN社(兵庫県姫路市)。小さい子供を持つ家の人が、車など何らかの交通手段で、長くても20分か30分で買い物に行ける場所に店舗を構えているので、白ウサギの「ミミちゃん」の看板を見知っている人は多いかもしれない。
同社チェーン店の通路は広い。通路が広ければ買い物客同士がベビーカーですれ違ってもスムーズに移動できるし、客がいても商品搬入の邪魔にならない。3密回避が求められるコロナ感染対策にも役立つ。衣類はハンガーで吊り下げてあり、サイズやデザインが一目でわかる。ハンガー吊り下げ式の衣類なら、たたみ直して整理する必要がない。従業員は2、3人しかいない。低コストで運営が可能だからだ。
代表取締役社長COO(最高執行責任者)は2021年8月21日付けで専務執行役員社長補佐室長から昇格した大村浩一さん。前社長の長男で1987年生まれだ。1956年、乳幼児の衣類などを販売する「赤ちゃんの西松屋」を創業した祖父、大手鉄鋼メーカーから転身し製造業のノウハウで効率性を追求し業容を拡大した父の跡を継いだ3代目は、東大法を卒業後、みずほ銀行に入行したが、父に請われて2014年に入社した。
同社の20年2月期決算は25期連続増収を実現したものの減益だった。利益が出なかった原因は同業他社との競争激化、売れ残り衣料品の「値下げロス」、過剰仕入れによる在庫増だ。新社長はそれまで一部の担当者が判断していた仕入れ量を会社全体で一元管理し、在庫状況を現場から経営陣まで共有する仕組みを導入した。ボトムアップだった仕入れをトップダウンに180度転換したことで、売れ残り処分による損失は4割以上縮小した。
次の目標は、11月11日正午にオープンした自社EC「西松屋公式オンラインストア」の拡充だ。コロナ禍でオンラインショッピング市場は伸びている。プライベートブランド「エルフィンドール(ELFINDOLL) 」や「スマートエンジェル(SmartAngel)」をはじめとするベビーグッズを中心に揃え、チラシ掲載のセール商品なども取り扱い、売り上げ増を図る。
近い将来は店舗を1500店に増やし、コロナ収束後は海外出店も視野に入れている。「私より若い社長はITベンチャー企業などにもたくさんいる。デジタル化が進んで世の中の変化がどんどん激しくなるなか、若い世代がけん引していくことが大事。ものおじせずにチャレンジしていきたい」と話す。若きリーダーのかじ取りに注目だ。
出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
■ 不況は普況、富況にする布教 831
企業の経営者・管理職と話をしていますと「大企業は景気が良いといっていますが、世の中は不況で、うちの会社もちっとも儲かりません」というような言葉を耳にします。
私は、そのような経営者・管理職に「不況にも耐えられる企業作りをしませんか。不況をいつもの景気、すなわち普況と考えて、体質改善をすれば、不況に打ち勝てる企業に変身できます」とお返事をします。
不況時を、普況として耐えられれば、世間で普況になったときには、その会社は富況で笑みがこぼれるでしょう。
このような企業作りの伝導、すなわち布教をするのが、私達経営士・コンサルタントなのです。
こんな駄洒落を言っていますが、やることはまじめです。<笑い>
■ 散歩と臭い
当ブログ、私の散歩のところで、東京都文京区は文教の街であるとともに高級住宅街という話をしました。かつて、徳川慶喜が屋敷を構え、彼の終焉の地であることもご紹介しました。
散歩をしていると、ワンちゃんの散歩にしばしばであいます。今朝は、車を着けて前足で歩いているワンちゃんに会いました。思わず「がんばっていますね」と声をかけてしまいました。
高級住宅街だけに、私のような庶民には手の届かない高級な犬種です。大きなピレネー犬にもあいます。
ワンちゃんを見ているだけでも癒やされますので、飼い主が家族の一員と思っても何らふしぎはないですね。
一方で、散歩の時に、ワンちゃんのおしっこの臭いには閉口します。おしっこのにおいが少ないところは、車が多く、排気ガスの臭いに悩まされます。そこで、どうして車の少ない道を選ぶと、おしっこ街道を通らざるを得ません。
ワンちゃんにとっては、マーキングですからDNAに組み込まれているので、それを止めさせることはできません。飼い主さんの中には、ペットボトル持参で用を足した後、水をかける人も多いです。
ところが、防臭効果という点ではあまり効果がないようです。簡単に消えるようではマーキングの意味もないわけで、当然と言えば当然です。
しかし、できれば防臭効果のある水をまいて欲しいですね。
■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】
第1回は、エピローグから始まりました。
第2回は、1970年、1ドルが360円の時代です。上場中堅商社の海外部門のお偉いさんなお会話から始まります。
われらが竹根好助は、入社1年半にも満たない若造です。サラリーマンの処世術の一つとして、「上司の命令には素直に従う」ということを本で学び、それをそのまま信じています。企業戦士のひとりとして、福田商事のアメリカ駐在員の人選候補としてあげられているのです。
どうする!竹根 <続く>
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