【季節 一口情報】 二十四節気 ■22 小雪 雪がちらつきはじめる季節の到来
「お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。
「日本には四季がある」といいます。それに伴い、四季を表すいろいろな言葉もあります。二十四節気は、四季を感ずる契機となります。それらの中から、話材になるような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。
■22 小雪 雪がちらつきはじめる季節の到来 (年により異なる)
「小雪」は、「こゆき」でも、女優の小雪さんでもなく、二十四節気の一つであります「小雪(しょうせつ)」です。
定気法では、太陽黄経が240度のときで11月22日前後に当たり、次の節気の大雪前日までを指します。恒気法では、冬至から12分の11(約334.81日)が経過した頃を指します。
西洋占星術では、小雪を「人馬宮(いて座)」の始まりとしています。
この頃は、雪がちらつきはじめる季節の到来を告げてくれます。南国では、ナツミカンが実る頃と言われています。
七十二候 小雪
初候 虹蔵不見(にじかくれてみえず) 虹を見かけなくなる
次候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) 北風が木の葉を払い除ける
末候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 橘の実が黄色くなり始める
■ 二十四節気・七十二候とは
二十四節気は、中国の戦国時代にの頃、季節を春夏秋冬の四季に等区分し、季節を表す暦のようなものとして考案されました。
二十四節気は、一年を四等分し、さらにそれぞれを三等分し、一年を12の「節気」としました。されにそれを12の「中気」に分類し、各々に、季節を表す名前がつけられました。
二十四節気は、機械的に等分したので、季節の現状に近い、太陰暦とも季節感がずれてしまっています。生活上は、不便ですので、暦と季節のずれを補正した太陰太陽暦を用いることになりました。
そこで、日本では、二十四節気のほかに、土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などの「雑節」と呼ばれる、日本独自の季節の区分を採用しています。
旧暦には、これらが記載されていますが、月例であります「1朔日間(およそ29.5日)」が太陽暦とズレるために、二十四節気の日付は、毎年異なってしまうのです。その誤差は、許容範囲といえるのか、四立や八節に加えて、各気各候に応じた自然の特徴がついかされていて、これを「七十二候」としています。二十四節気をさらに約5日ずつに分けた区分です。これらは、農事暦として今日でも使われています。
◆【季節 一口情報】バックナンバー ←クリック
◆【経営コンサルタントの育成と資格付与】
日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
詳しくは、サイトでご覧下さい。