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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月21日 ◆人類滅亡まで89秒 ◆竹根好助の経営コンサルタント起業 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-07 【経営支援】 タイプ別にみたコンサルタントの分類 ◇加齢と共に増えるもの・減るもの
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
2月21日 人類滅亡まで、残りはたったの89秒
これは、TVドラマでも映画でもありません。
米誌ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツは、毎年「終末時計」で人類滅亡までの残り時間を発表しています。
「終末時計」とは、ノーベル賞受賞者のほか、物理学や政策学などの専門家らが、人類が生み出した脅威を分析し、滅亡の時を午前0時に見立てた「終末時計」の残り時間を示すものです。兵器の拡散や中東情勢、気候変動などで、危機が迫っています。その結果、2023年も2024年も、「90秒」と発表されていたのですが、2025年は、それより1秒早い「89秒」と発表されたのです。
*
コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。
下記のようなテーマでお話しました。
■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか
半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
このような視点で、第4部をお届けします。
1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。
裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。
■ 第4部1章 7 【経営支援】 タイプ別にみたコンサルタントの分類
前項で、経営コンサルタントの2分類方法を紹介しました。すでにその一つは紹介しましたが、他方の切り口であります、タイプ別の経営コンサルタント分類法を紹介します。大きく、3つのタイプに分類できます。
◇ 顧問企業支援型
その一つが、企業等を顧問先に持って、定期的に顧問先を訪問してアドバイスをする「顧問企業支援型」です。
この種の経営コンサルタントは、いろいろな企業の顧問として、その企業の恥部まで深く知りつくして、多くの事例を幅広く持っています。それぞれの分野でいろいろと研究を継続していることも多く、各種の事例をベースにした研究論文を発表していることもあります。
◇ 講演・執筆型
二つめは、執筆や講演会などで活躍している「執筆・講演型」コンサルタントと言える人たちで、比較的有名な人が多いのが特徴です。
大学の先生や研修者、顧問企業指導型経営コンサルタントが発表する研究論文などに目を良く通していて情報通の人が多く、新聞記者などマスコミの出身者もいます。
広く浅い情報を持っていますが、必ずしも企業の現場を詳しく知っているわけではありません。また、この分野で活躍している人がすべて有名というわけでもありません。
◇ 社員研修型
三つ目の分類は、社員研修を主に行っている「トレーナ」と呼ばれる人たちで、やはり「経営コンサルタント」と呼ばれています。
顧問企業指導型や執筆・講演型経営コンサルタントの発表する論文や書籍などをベースに、それらを実践できる社員を育成して、結果に結びつけられるように研修などを中心に行っています。すなわち社員の能力向上の面から企業の活性化を図り、業績を伸ばそうというタイプです。
上記の三分類のほかに、アメリカ型ビジネスコンサルタントと言われる経営コンサルタントがあります。
企業の売上高に対して○○%を、あるいは売上など目標を設定し、それを達成できたら売上の○○%を成功報酬として支払ってもらうという、成果報酬型のタイプです。
◇ コンサルタントのその他のタイプ
また、上記に分類できない経営コンサルタントも多々あります。
すなわち、すべての経営コンサルタントがこのいずれかに属するというのではなく、それらを横断的にまたがっているのが一般的です。経営支援効果という面でも、その一つだけでは不充分な面があるからです。
顧問企業支援型といえども、社員のレベル向上は必要ですから、通常のコンサルティング業務の一環として社員や幹部研修をすることもありますし、講演会で講師をしたり、時には雑誌に記事を書いたりすることもあります。
長期的取り組みをする場合には顧問契約型の経営コンサルタントに依頼するのが良いでしょう。しかし、1ヶ月に1~2度顔を見せるだけの経営コンサルタントではなく、困ったときにいつでも飛んで来てくれるようなフットワークの良い経営コンサルタントを選ぶなどの判断も必要です。
これら分類の境界線は明確になっているわけではありませんが、どのようなタイプの経営コンサルタントなのかを見極めて、自社の目的に即した経営コンサルタント選びをするときの目安となるでしょう。
<次号に続く>
■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー
あたり前の重要性を知る ←クリック
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営の心>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営編>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<組織編>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営者編>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<管理職編>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<ビジネスパーソン>
■【今日のおすすめ】
【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 DX成功のカギは経営者にあり! 3726-5114
不況な時代でも、元気な会社、はりっきっている社長さんがいます。彼等の多くに共通していることが「不況に強い企業でありたい」ということです。不況期でも普通に経営できる、「普況」という考え方を持ちたいです。
普況を続けられた結果が、富める企業、すなわち「富況」に繋がるのです。否、そのような企業は、いつも「富況」で、富況が普況なのです。「不況」を「普況」に、「普況」から「富況」になる企業創りを、半世紀ほどにわたって経営コンサルタントとして「布教」してきました。
これからも「不況・普況・富況・布教」という言葉を連発するつもりです。「またか~」と、嫌な顔をなさらないでください。<笑い>
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
■【今日は何の日】 2月22日 ■ 竹島の日 ■ Thinking Day 一年365日、毎日が何かの日
■【知り得情報】
政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。
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◇《公募》中小企業省力化投資補助事業(一般型)公募
中小企業省力化投資補助事業(一般型)の第1回公募要領が公開されています。
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250130shoryokuka_kobo.html
出典:e-中小企業庁ネットマガジン
■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業7章 誘惑と模索 6 ヘッドハンティング
【これまでお話】 バックナンバー
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
■ 加齢と共に増えるもの、減るもの 214
歳を重ねるにつれ、いろいろな物が減ってきます。
その代表が年賀状とバレンタインのチョコでしょうか。
かつては、いろいろな顧問先からチョコレートを戴きました。
今は、顧問先をすべて後進に譲っていますので、戴けるチョコレートは激減してしまいました。
娘や孫達からのチョコレートはうれしいですね。
そうそう、妻からも・・・ これを付け加えておかないと、後が怖いですから。<笑い>
近年は、カカオ70%とか中には90%などという超ビターなチョコレートもあるのですね。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17
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