経営コンサルタントへの道

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月7日 入り口戦略でコンサルタント業を始める

2023-08-08 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月7日 入り口戦略でコンサルタント業を始める

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に会社を任せて数年になります。

 老いぼれコンサルタントが日々起こったことや感じたことなどを徒然に記述してゆきます。
  また、毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもするかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。

 昨日、経営者・管理職向けミニセミナーで「経営コンサルタントの上手な使い方」をテーマにしました。その受講者のひとりで、これからコンサルタントをやりたいという人からメールが入っていました。

 幸い、本日はスケジュールが空いているので、有料ですが、オンラインで相談に応じることにしました。

 コンサルタントとして新規参入する方法の一つとして「入り口戦略」の話をしました。

 入り口戦略で成功した事例として、G社のポリデントという入れ歯洗浄剤を説明しました。入れ歯洗浄剤の市場は、それほど大きくはありませんが複数のブランドが薬局の店頭でシェア争いをしています。

 入れ歯洗浄剤ですから、対象は高齢者が多いです。

 G社は、歯科医にポリデントの無料サンプルを付けることを依頼しました。入れ歯を始めて付けるのは勇気が要ります。その一つが、入れ歯の手入れ法で、初めての人は、手入れ法を知りません。

 ポリデントの見本をもとに、歯科医や衛生士が手入れ法を説明します。サンプルをいただいた患者さんは、早速薬局でポリデントを購入することになります。

 このように、最初の一歩を踏み出す人を、最初のファンとして取り込む戦略が「入り口戦略」なのです。

 コンサルタントとして、起業を使用する人をいかに見つけて、その人達をサポートすることからコンサルタントとしての業務に結び付ける戦略構築をお勧めしました。

 「わずかな金額ですが、相談料をお支払いした以上のヒントをいただけました」と喜んで下さいました。

◆ 竹根好助(よしすけ)が業務報告にやってきて、このような話をしてくれました

 毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもあるかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。

 竹根は、本日の報告を終わると、竹根の商社マンとしてのサラリーマン時代の話の続きを始めました。まだ社歴の浅い竹根がアメリカ駐在員の候補になっていることに不満の声も出てきていました。
 竹根は、サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守っていました。
 不満の声が出ている中で、人選がどの様に進んだかを遡って、竹根が話し出しました。

 ※ 大変勝手ながら、本日は休載させていただきます。
 <続く>

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 暑中見舞いを出すと顰蹙を買う!? 807
 異常気象の影響でしょうか、蒸し暑いなど異常な日が多いですね。
「蒸し暑い」というのは、アメリカの庶民英語(スラング)では「sticky」と言います。相当英語ができる人でも、このような表現をご存知出ない人もいます。
 教科書的には「humid」という単語を使います。
 Stickyというのは、もともとは「ねばねばする」とか「べとつく」という意味です。
 ところが、「He is sticky.」というと意味が全然違ってきますし、教科書には出てこない表現です。
「彼は、気むずかしいやつだ」という、寛大さに欠けた人のことを指します。

 昔、顧問先の要望で英会話を教えていたことがあります。
 教科書にはあまり馴染みのない表現を紹介すると結構喜ばれました。
 一方で、「500語で話せる英会話」という本が昔あり、それを使って、一般的な表現と、優しい表現とを比較して学んでもらったりしました。
 中学生でもよく知っているような英単語で話せるようになるので、これも大変ありがたがれました。
 聞くだけで英語をマスターできるという方法が一時もてはやされましたが、なかなか効果が上がらなくて、最近は下火になってきましたね。
 英会話は、講演と同じで、場数を踏まないと“真”の英会話を身につけることは難しいですね。

 連日蒸し暑いので「暑中見舞いでも出そうか」という方は、顰蹙を角かもしれませんので、要注意です。
「暑中見舞いを出すと顰蹙を買うから、暑中見舞いの廃止を強く望む」というのではありません。
 二十四節気の一つである「立秋」を境にして、暦の上では秋に入ります。
 ですから、暑中見舞いを出しますと、恥をかくことになります。
 では、暑中見舞いの代わりになる、季節を表す言葉は何でしょうか?

* 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
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