経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.13

2011-04-20 10:05:13 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

【クールジャパン連載】

 日本の企業が21世紀に勝ち残って行くための戦略を、日本政府が標榜する「文化産業立国に向けて ~文化産業を21世紀のリーディング産業に~」という課題である「クールジャパン」に見てみようと思います。

 東日本大震災からの早い回復を願う経営者・管理職として、経営士・コンサルタントとして、あなたの生きる道が拓けるかもしれません。

1.「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2 「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2-4 人気の割にビジネスにむつびついていない(4)

「ザ・リング(The Ring)」の記憶をお持ちの人も多いでしょう。鈴木光司原作の「リング」を日本で映画化したホラー映画の話題作を、アメリカでリメイクしたところ大ヒットしました。監督はご存知「パイレーツ・オブ・カリビアン」のゴア・ヴァービンスキーです。

 リメイク版を見た人は「やられた」という思いをされたのではないでしょうか?クロサワ映画の「七人の侍」とそのリメイクである「荒野の七人」を思い浮かべた人も多いでしょう。当初は、それほど期待されていた作品ではなく、予算も非常に少なかったにもかかわらず、高収益で続編やそのほかの作品にも繋がりました。

 製作費は約45億円といわれますが、日本側に支払われたのは、わずか100万ドルです。一方、アメリカ側のDream Worksが、全世界で得た興行収入、ビデオ販売等総売上は3億万ドルを超えたといわれています。

 これまでは、日本のコンテンツ人気を海外のプロデューサーがうまくビジネスに結びつけて来ました。このような動きをうまく捉えることにより、上手にビジネスモデルを構築すれば、日本にも大きなメリットが期待されます。

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■■経営士・コンサルタント日記 4月19日(火)

2011-04-20 09:15:57 | 新米コンサルタントの日記

 1951419日に開催されて第55回ボストンマラソンに初参加の田中茂樹氏が優勝したニュースは話題になりましたね。

 スポーツは、それをやる人も、それを観る人も、一所懸命にやる姿が美しいですね。プロ野球も始まり、新人の活躍場面が放映され、それを観る被災者の笑顔がまたすばらしく見えます。

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■■夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ 4月19日(火)

2011-04-19 16:44:04 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

 内閣府から3月度の消費動向調査が発表となります。景気の減速は必定でしょうが、少しずつ生産が回復しているニュースは嬉しいですね。

 今日は、鉄連の林田会長、日証協の前会長の会見があります。日証協は、日本証券協会の略称で、Wikipediaによると下記のように説明されています。

「日本国内にあるすべての証券会社および登録金融機関(銀行や協同組織金融機関など、有価証券取引を行う金融機関として内閣総理大臣による登録を受けた金融機関)により設立されている。」

 日証協は、証券取引等を円滑かつ公正に実施し、投資者を保護するための機関と言えます。

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■■ 経営コンサルタントへの道  大企業それとも中小企業

2011-04-19 15:41:52 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

 

 経営コンサルタントとしてのドメインを明確にする一環として、どのようなクライアントを対象にするか、それによっては歩む道が異なります。

 中小の経営コンサルタント会社では、大企業に入り込むのはかなり難しいのが現状です。大企業を相手に仕事をしたければ、大手のコンサルティング・ファームに若いうちから入社するのがよいでしょう。ただし、コンサルティングという仕事は、ビジネス実務経験が必要で、とりわけ組織的な活動の効率的な進め方は経営コンサルタントになってからも大いに役に立つでしょう。

 私もはじめは日本の代表的な経営コンサルタント会社に入社しました。でも、そこでできることは、・・・・・    <続 ←クリック

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■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 11

2011-04-19 12:03:28 | 小説・先見思考

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■■ 1 親子のいさかい 7

【本書の読み方】

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。

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【現代】

 竹根は、政治とか思想とかにあまりとらわれない性格のようだと、幸は感じた。経営コンサルタントという中立な立場でものを見る人には、それらはかえってマイナス要因となるからであろう。

「育さんと初めてあったのは一九七〇年の十二月ですから、もう十二、三年になりますね」

「そうそう、先生がまだサラリーマンをしていた頃で、まだバブルも始まらず、どちらかというと不況ムードの最中でした」

「ロスからシカゴへ飛んだとき、眼下に見えるシエラネバダ山脈や広大に広がる砂漠、スケールの大きさを実感できましたね。荷物が戻るまで八日もかかり、ずいぶんと不便を囲み、怒りよりも、アメリカのそのスケールの大きさを示すような時間のたおやかな歩みを感じました」

「たおやかとは、育さんらしい文学的な表現ですね」

「でも、アメリカのビジネス界のすさまじさ、先生からお聞きしたマネジャー以上の人たちの自己研鑽や仕事に対する姿勢は、たおやかな世界の反対極でしたね。たおやかな人たちとの落差というか、距離感もまたアメリカなのですね」

「そういえば、あのときに買った背広やワイシャツはどうしています?」

「背広は、未だにどこかにあるはずです。ワイシャツはさすがにあちこちのサイズが合わないので、帰国後すぐに女房が捨てたと思います。とにかく、あのときは、先生の献身的とも言えるご厚意は、本当に感謝、感謝でした」

 幸は歩を止めて竹根に向かって深々と頭を下げた。周りの人が何事が起こったのかと振り返っているのを見て、竹根が慌てて制した。

「先ほど、育猛君と話をしました。なかなかいい青年になりましたね」

「いや、理屈だけはいっぱしなことを言うけど、経営のことも仕事のことも何もわかっちゃいないんです」

「私は、彼と話をしていて、アメリカで私に話してくれた、育さんのあの頃を思い出しましたよ。会長がまだ社長で、育さんは常務取締役になりたてだったよね」

「何しろ、まだ二十七、八で、親父が社長だから常務取締役だけで、会社ではペーペーだったからね」

 合縁奇縁というが、二人とも人の巡り会いも不思議な偶然のなせる技であるが、お互いに気心までが合致することは奇跡とも言えるとそれぞれが思った。

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■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.12

2011-04-19 10:50:40 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

【クールジャパン連載】

 日本の企業が21世紀に勝ち残って行くための戦略を、日本政府が標榜する「文化産業立国に向けて ~文化産業を21世紀のリーディング産業に~」という課題である「クールジャパン」に見てみようと思います。

 東日本大震災からの早い回復を願う経営者・管理職として、経営士・コンサルタントとして、あなたの生きる道が拓けるかもしれません。

1.「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2 「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2-4 人気の割にビジネスにむつびついていない(3)

 前々回及び前回に続いて、ファッションと食の分野で見てきましたが、いずれも人気は高いのです。しかし、まだまだビジネスとして大成功と言えるまでには至っていません。

 今回は、コンテンツ産業において見てみましょう。

 日本のコンテンツ産業の輸出に占める比率は、外国と比べると一桁違うといわれています。経産省が、DCAJ白書2006DCAJ調査データより推計した数値によると、アメリカのコンテンツ産業全体に占める海外ビジネス(輸出)の占める比率は17.8%です。それに対して日本の比率は、わずかに1.9%といいますから、風評通り一桁違いますね。

 Japan Expo(ジャパン・エキスポ)を知っている人は少なくないでしょう。1999年からパリ郊外で開催されている日本文化の博覧会です。初回にはわずか2,400人しか来場者がいなかったのが、近年は15万人を超えるのが当たり前、直近では18万人を超えるまでになっています。

 ここでは、日本のアニメやゲームだけではなく、音楽やモードなどのポップカルチャーと、日本の伝統的な茶道や書道、最近は折り紙なども含めた日本の伝統文化がテーマです。

 この大人気の博覧会を企画しているのは、日本人ではなく、フランスSEFA EVENT社なのです。もし、これが秋元康氏だったら、「AKBの秋元」ではなく「世界のヤスシ・アキモト」になっているでしょう。

画像: ジャパンエクスポ・ウェブサイトより

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■■眠っている特許 経営士・コンサルタント日記 4月18日(月)

2011-04-19 08:56:16 | 新米コンサルタントの日記

 418日は発明の国です。1885年(明治18年)のこの日に専売特許条例が公布され、特許制度が確立したことを記念して1954年に制定されました。日本発明協会による発明品の展示会や講演会が行われます。発明の促進をするために発明賞や発明功労賞などが贈られ、この日を含む一週間は「科学技術週間」となっています。理科離れの時代ですが、技術面だけではなく、ビジネスモデル特許など、いろいろな面で日本の発展に寄与してほしいですね。

 以前、当ブログでも書きましたが、眠っている特許、利用されていない特許がたくさんあります。それらを商品化する契機を経営コンサルタントが作り、それを積極的に商品化するのが経営者にとってメリットがあると考えます。単に発明を促進するだけではなく、発明の流通も考えるべきと考えます。

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■■最澄と空海に学ぶ 夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ 4月18日(月)

2011-04-18 18:32:44 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

 東電から今後の活動スケジュールが発表となり、「随分と時間がかかる」「その時間で本当にできるの」などいろいろな意見が出ているようです。今日は、参議院の予算委員会が開催され、東日本大震災の集中審議が予定されています。まだまだ道のりは長いですね。

 アメリカでは連銀総裁討論会で、ロックハート・アトランタ州総裁とフィッシャー・ダラス総裁が討論するようです。

■■ 最澄と空海に学ぶ

 最澄(さいちょう)は、平安時代に天台宗法華経を開いた人であり、空海(くうかい)は弘法大師の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗(密教)を開いた人です。空海は能書家としても知られています。

 二人とも宗派は異なれども大乗仏教に属します。大乗に対して小乗仏教がありますが、小乗仏教の呼称は、戒律重視を批判的にみた大乗仏教側からの差別的表現ともとれ、今日では上座部仏教と言われています。

 最澄・空海の時代の日本には上座部仏教が主流で、仏教の特定階級中心の発想でした。広く大衆の救済を目的とすることに視点を移し、戒律に縛られすぎず、死後は誰もが仏となれるという発想の転換を図ることができたのです。

 聖徳太子の仏教重視の政治は大宝律令という律令制度による国家となったものの、志度拾うから記の不全に陥り、桓武天皇の時代に大規模の行政改革が行われるようになりました。

 それに宗教界の腐敗が重なり、日本における宗教改革(少々オーバーな表現ですね)を二人が中心となり行われたのです。過去にこだわりすぎず、現状に疑問を持つこと、これがクリティカル・シンキングの基本ですが、われわれ経営を考えるときに、この発想が求められます。

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■■経営コンサルタント業成功法

2011-04-18 14:39:08 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■ 一押しセミナー 経営コンサルタントになる“秘密”の道(大阪)

「経営コンサルタントになるのは難しい」「中小企業診断士に合格しないと経営コンサルタントにはなれない」「自分には、経営コンサルタントになるような力がない」などなどの理由から経営コンサルタント業が敬遠されがちです。

 経営コンサルタントという仕事は、決して楽な仕事ではありません。「経営コンサルタントになるには資金はいらない」という人がいますが、資金は必要です。では「どのような資金」がいるのでしょうか?

 経営コンサルタントになるには、何を準備すれば良いのだろうか、どのようにクライアントを集めるのか、顧問料はいくらくらいもらったら良いのだろうか、等々いろいろな疑問もおありでしょう。

 経営コンサルタント歴35年の経験から、経営コンサルタントになる近道、経営コンサルタントとして成功する方法などをわかりやすくご紹介します。しかし、それを知ったからと言って、明日から経営コンサルタントとしてバリバリできるわけではありません。

 それでもよろしければ、足を運んでください。

◆ 公開講演会 ◆

「経営コンサルタント業で成功する道」

 ~ 35年の経験からプロが語る

【講師】 経営士 今井 信行 氏

     日本経営士協会 理事長

【受講料】 2,000

【詳細】 問合せ・申込

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■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 11

2011-04-18 11:14:20 | 小説・先見思考

■■連載小説 経営コンサルタント竹根好助の先見思考経営 11

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■■ 1 親子のいさかい 7

【本書の読み方】

 本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。

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【現代】

 靖国神社の一の鳥居である青黒い大鳥居は高さが二十五メートルあり、笠木の長さは三十四メートルと、神社の中でも大きい仲間に入る。鳥居もさることながら、灯籠に関心のある竹根は左右ある大灯籠をここに来るたびにしばし見上げるのである。明治二年に建立された靖国神社は国家のために命を捧げた英霊を祭り、第二次大戦の戦犯が合祀されたことから、しばしば政治的な話題となる。

「そういえば、先生のお父さんというのは戦死をされたのでしたね」

「父は、陸軍航空研究所で内燃機関の研究を永年やっていた人で、戦争が激しくなるとフィリピンやインドネシアなどの零戦の整備士たちの指導に行っているさなか、不運にも敵弾にあってしまったと母から聞いています」

「それでは、お母さんはご苦労されたでしょうね」

「戦争末期や戦後の食糧難で、自分の食べ物を削ってまで私にひもじい思いをさせまいとしてくれたのだろうと思います。今は八十半ばになりますが、それが原因だと思いますが、骨粗鬆症で今や歩くことが難儀となっています」

「そうですか。未だに戦争の後遺症を抱えているのは、原爆症の方々だけかと思いましたが、もっともっと多数の方が戦争の重荷をしょっていらっしゃるのですね」

「うちの母などは、原爆症の方々たちとは比べものになりませんよ」

「先生は、お父様がここに祀られていらっしゃるので、こちらによく来られるのですね?」

「もちろんそれもありますが、ラッキーさんに来たときに時間があると、気分転換に来るだけで、決して、高邁な考えがあってのことではありません」

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■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.11

2011-04-18 10:19:31 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■ 21世紀勝ち残りの文化産業への期待 クールジャパンに乗り遅れるな No.11

【クールジャパン連載】

 日本の企業が21世紀に勝ち残って行くための戦略を、日本政府が標榜する「文化産業立国に向けて ~文化産業を21世紀のリーディング産業に~」という課題である「クールジャパン」に見てみようと思います。

 東日本大震災からの早い回復を願う経営者・管理職として、経営士・コンサルタントとして、あなたの生きる道が拓けるかもしれません。

1.「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2 「文化産業立国」「クールジャパン」のねらい

1-2-4 人気の割にビジネスにむつびついていない(2)

 前回に続いて、日本の人気分野におけるビジネス成功度の問題点について考察してゆきましょう。

20110418_2  同様に「食」の分野ですが、農水省の統計によるとアメリカにおける「日本食レストラン」の店舗数は9,000軒もあり、なおかつ過去10年間で2.5倍に伸びているということです。近年めざましく経済成長を続けているアジアでもアメリカに次ぐ店舗数があります。 

  日本文化に対する評価の高いフランスでは200~300軒と、こちらも意外と言えるほど数が少ないと思います。

 しかし、その内容を見てみると、ファッション産業と同様に、まだまだ日本の地位は高くないことがわかります。例えばアメリカでは、9,000軒があると言っても、日系人の純和風と言えるレストランは1,000軒にも満たないといわれています。

 同様にフランスでも高級レストランというミシュランの星がつくようなところの知名度が高く、その多くが日系人ではなく、アジアを中心とした外国人による経営です。後者は大衆的なところが多く、多くが「これが日本食?」と首をかしげたくなるような料理を出されることが多いようです。

 このような現状を踏まえ、「日本食レストラン」を標榜するのであるなら、そのお墨付きを得たところに限定するようなことも取りざたされるほどです。

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■■天智天皇と遷都 経営士・コンサルタント日記 4月17日(日)

2011-04-18 09:25:00 | 新米コンサルタントの日記

 667年新暦417日(天智天皇6319日)に 天智天皇が近江宮に遷都した日です。天智天皇といってもピンと来ない人でも中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)といえば知らない人もいない程です。

 中大兄皇子は乙巳の変を中臣鎌足らと起こし蘇我入鹿を暗殺するクーデターで、大化の改新をはじめ様々な改革を行いました。

 滋賀県大津市にある近江宮への遷都理由はよく判っていないようです。外国の脅威や抵抗勢力の多い飛鳥から遠いこの地を選んだとも言われています。また、大津は琵琶湖に面し、水陸の交通の要衝でもあることもその理由の一つでしょう。

 天智天皇というと大海人皇子から額田王を奪ったという話が有名ですが、これは作り話という説もあります。私は、小学校の時に水時計を持った天皇というイメージが非常に強い人です。

 革新的な発想を持った人であることは創造できますが、遷都は後に民衆から不満が出て退位に繋がったりしています。東京遷都論も、今ではあまり声を上げる人もいませんが、東日本大震災を契機に東京一極集中の危険については真剣に考える人が増えてくるでしょう。

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■■ 当ブログの読み方 ■■

2011-04-17 16:11:21 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■ 当ブログの読み方 ■■

 当ブログを効果的に読んでいただくために、僭越ながら簡単な説明をさせていただきます。

 当ブログは、毎日複数のブログを提供して参ります。対象読者層が広いこともあり、主に下記のようなグループ分けをしています。

 1.プロの経営士・コンサルタント向け

 2.経営コンサルタントを目指す人向け

 3.企業経営者・管理職向け

 上記のグループに明確に分類できているわけではなく、一つの記事が複数にまたがっていることも多々あります。例えば、経営者・管理職が知っておくべき情報は、当然経営士・コンサルタントにも必要な情報です。逆に、経営士・コンサルタント向けの内容が、経営者・管理職にも参考になることも多いでしょう。

 毎日、下記の時間帯に発行しています。ただし、週末やその日のスケジュールによっては変更になることがあります。

◇ 朝一番  経営士・コンサルタント日記

◇ 午前10      経営情報「クールジャパン」

◇ 昼休み  ネット小説「経営コンサルタント竹根好助の先見経営」

 午後3時 各種情報

◇ 夕刻    夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ

■朝一番

 原則として毎日「経営コンサルタント日記」を発信します。経営コンサルタントとして日々感じていること、その前日にあった出来事や内閣府認証特定非営利活動法人・日本経営士協会理事長として、経営コンサルタントとしての業務などについて書いています。

 すでに経営士・コンサルタントとして活躍している人は、そこから何かご自身の仕事のヒントを掴んでくだされば幸いです。

 経営コンサルタントを目指している人や経営者・管理職は、プロの経営士・コンサルタントがどのような発想をしているのか、どのような仕事をしているのかなどを知って頂き、日々の業務や勉強に活かしていただけると光栄です。

 最後になりましたが、地震、津波、原発などで被災された方やその関係者の皆様には、直接関係ない内容のブログを発信することが多いと思います。早い復興を願い、経営士・コンサルタントとして努力をして参るつもりです。

 私どものブログを楽しみにしてくださっている方々も多く、その方々がご自身の業務を通じて間接的にでも、早期復興のお手伝いをする上に、参考になればと考えて、ブログ発行を継続しています。

 どうぞ早期な復興が実現するまで、健康にご留意ください。

【 注 】

 事前の予告なく、発行スケジュールが変更になることがあります。

 ご理解とご容赦をお願いします。

 また、当ブログで提供した内容については、各自の責任で行動してください。

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■■ハイテク情報 夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ 4月17日(日)

2011-04-17 15:14:55 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

  ハイテク情報で明日を予測するコンサルティング

 技術の変化、とりわけ電子がらみやバイオ分野では、われわれが想像する以上のスピードで変化・成長を続けています。

 日本人が毎年のようにノーベル賞を受賞していますが、過去に功績があり、今日認められている人達が多いように思えます。いつまでも、ノーベル賞受賞者が次々と現れてくるかどうかは疑問もありますが、そうありたいと期待したいですね。

 私事で恐縮ですが、35年近くも経営コンサルタント業を続けて来られたのは、時代のキーワードを読み、それを自分なりのものに咀嚼し、他に先駆けてコンサルティングに利用してきたからではないかと考えています。

 自慢話をするわけではないですが、まずは加工工業時代と言われた日本では輸出をすることで外貨を稼ぎ、必要な物資を輸入するのに充てると言うことが重要政策でした。「企業戦士」などともてはやされて海外派遣をされた経験から、企業の輸出コンサルティングから入りました。円高で輸入や海外進出、パソコンの出現など、時代を読みながらコンサルティングのウェイトシフトを行ってきました。

 詳細は、下記URLをご参照ください。

  http://www006.upp.so-net.ne.jp/nobimai/dotei/dotei.htm

 経営コンサルタントとして成功するには、「時代のキーワードに敏感に反応」することが必要です。とりわけ、コンサルティングの中で新製品開発に重点を置いてきました。それには、技術動向を的確に読むことが必要です。

 日経に「時代が読めるハイテク入門」というサイトがあります。私はそのサイトをよく見ます。皆様の参考になればとサイト紹介をしておきます。

  http://ps.nikkei.co.jp/hightec/index.html

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■■ 小説 経営コンサルタント竹根好助の先見経

2011-04-17 13:17:28 | 新米コンサルタントの日記

昼休みに読む経営コンサルタント小説

 印刷会社ラッキー野社長である幸育雄は、顧問をしている経営コンサルタントである竹根好助(たけねよしすけ)の訪問を受け、愚痴を聞いてもらうことになった。竹根は、気分を変えるために幸を近くにある靖国神社につれ出したところで回想シーンに入る。

 先代社長育太郎の長男の現社長である育雄は、都内の有名私立大学の文学部をそれなりの成績で卒業後、大手の印刷会社に勤務経験が三年ある。育太郎が創業した会社は、印刷会社といっても、謄写版という簡易な印刷機で印刷をする。

 時代も流れ、一九七〇年代に育太郎の会社に入社したての頃の育雄は、大手印刷会社での三年の経験と自分の会社とのギャップの大きさに辟易していた。息子の育雄は、父親の古い経営に批判的である。

 反抗する育雄を育太郎は何とか説得しようとし、逆に育雄としてはどのような会社にしたいのかを訊く。育雄は答えに窮しながらも活版印刷機を思い切って導入することを提案する。ようやく二人の意見が一致し、機械導入を決心し、お互いの心が通じあう。

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