kenharuの日記

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車載の圧力鍋を買替え

2011-10-11 | 快適化
自宅の大型圧力鍋でコメを炊くと、美味しいモチモチご飯になる。
ところが、キャンピングカーに積んでいる小型の圧力鍋だと、モチモチにならない。
冷めれば、さらに味の差が広がる。

違いの原因は圧力にあると考えて、高圧になる小型鍋をネット検索して買った。
左が高圧をウリにした新しい鍋で、右が今までの鍋。


買ったのは「魔法のクイック料理」という商品名で、圧力「2.38気圧」と表示している。
今までの鍋はパール金属製で、鍋底に「0.83Pa」という刻印がある。
表示単位が異なるが、気圧≒Pa(パスカル)である。
だから、数字だけを見比べれば良いのだが、その数字が違いすぎる。

新しい鍋の圧力は、タイヤの空気圧と同様に、大気圧をゼロとしたゲージ圧だが、古い鍋の数値は真空をゼロとした絶対圧力になっているからだ。
鍋業界には表示基準が無いのだろうか。

パール金属の「0.83」に、大気圧の1をプラスすれば、ゲージ圧の「1.83」になる。
つまり、同じゲージ圧で両者を比べれば、(1.83)対(2.38)ということだ。

新旧の鍋で、圧力が何倍違うかは、絶対圧で計算すれば良い。
新しい鍋のゲージ圧「2.38」から1を引けば、絶対圧力「1.38」。
1.38÷0.83=1.66
新しい鍋は1.66倍も高圧ということになる。

美味しさ1.66倍を期待して、早速ご飯を炊いてみた。
赤飯みたいなモチモチ食感に出来上がった。
やっぱり圧力が原因だったのだ。

欠点は、美味し過ぎて食べ過ぎることと、炊いても量が増えないこと。
カロリー制限をしている人と、食べ盛りの子供が居るご家庭には、お奨め出来ない。
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