29日は、玉川温泉です。
玉川温泉といえば、
今や「癌が治る」という伝説の秘湯温泉。
谷間の岩場にテントを張ったり、
野外にそのままマットを敷いて、
岩盤浴する風景は
つとに紹介されて、
何やら民俗信仰の趣さえ
かもし出しています。
実に濃い湯治場の
雰囲気じゃありませんか。
宿のバスで、1時間30分ほど八幡平へ向かう
山間の道をバスで行ったところにあります。
冬季は通行止めで、
路線バス以外通れない道ですが、
宿のバスは、路線バスの後ろを
こそこそとついていくのであります。
どんどん山間に入っていきます。↓
着いてみて、
ちょっとがっかりしたのは
期待していた玉川温泉でなく、
いわば、新・新・玉川温泉
なのでありました。
施設の裏側。↓
玄関口。建物が新しい。↓
本玉さんは冬季休業中。(残念!)
同じ谷あいに宿が3件あって、
今回利用するのはブナの森・玉川温泉という
一番新しい施設でありました。
(ちょっとだまされた感じよ~。)
それでも、泉質は同じだということで、
気持ち立て直しね。
早速、中廊下を湯船に向かいます。↓ 窓から外を見る。
この泉質が、強烈なのです。
「強酸性」で、つかると肌がピリピリして、
傷口でもあると悲鳴を上げそうです。
「そのまま、川に流すと田沢湖の魚は死滅します!」
と、支配人が申します。
「追々、そんなの人間様は大丈夫なの?」
と思うのですが。
何やらこれが、石灰を混ぜて中和させ、
温泉を川に流す装置のようです。 ↓
まあそれでも、気分だけでも、
と頑張って入るのですが、
源泉100%の湯は無理でしたね。
源泉50%の湯。↓
源泉100%よ。これ。↓ 入れませんでしたね。
源泉50%の露天風呂。↓これでもピリピリ。
結局、大部分、蒸し風呂に
避難させて頂きましたよ~ん。
かくして、がん患者の湯治場
という雰囲気は逃してしまいましたが、
山間の、人も近づけない秘湯
という雰囲気はそこそこでありました。
まあ良しとしましょう。
ところで、宿に戻ると、
肌のピリピリがおさまりません。
かゆみも出てきます。
(なべ嫁さんもよ~。)
いや~大変ですわ。
「でも、50肩、治った感じがするよ。」
とも、申しているのですが。
夕食は、稲庭うどんでした。↓
(さて、4/4,ようやくかゆみが止まった
今日この頃でありますよ。)