散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

玉川温泉は超ぴりぴり

2010-04-05 00:01:18 | 温泉

29日は、玉川温泉です。


玉川温泉といえば、
今や「癌が治る」という伝説の秘湯温泉。
谷間の岩場にテントを張ったり、
野外にそのままマットを敷いて、
岩盤浴する風景は
つとに紹介されて、
何やら民俗信仰の趣さえ
かもし出しています。
実に濃い湯治場の
雰囲気じゃありませんか。


宿のバスで、1時間30分ほど八幡平へ向かう
山間の道をバスで行ったところにあります。
冬季は通行止めで、
路線バス以外通れない道ですが、
宿のバスは、路線バスの後ろを
こそこそとついていくのであります。

どんどん山間に入っていきます。↓

  


着いてみて、
ちょっとがっかりしたのは
期待していた玉川温泉でなく、
いわば、新・新・玉川温泉
なのでありました。

施設の裏側。↓



玄関口。建物が新しい。↓




本玉さんは冬季休業中。(残念!)
同じ谷あいに宿が3件あって、
今回利用するのはブナの森・玉川温泉という
一番新しい施設でありました。
(ちょっとだまされた感じよ~。)

それでも、泉質は同じだということで、
気持ち立て直しね。


早速、中廊下を湯船に向かいます。↓ 窓から外を見る。




この泉質が、強烈なのです。
「強酸性」で、つかると肌がピリピリして、
傷口でもあると悲鳴を上げそうです。

「そのまま、川に流すと田沢湖の魚は死滅します!」

と、支配人が申します。

「追々、そんなの人間様は大丈夫なの?」

と思うのですが。


何やらこれが、石灰を混ぜて中和させ、
温泉を川に流す装置のようです。   ↓




まあそれでも、気分だけでも、
と頑張って入るのですが、
源泉100%の湯は無理でしたね。

源泉50%の湯。↓




源泉100%よ。これ。↓ 入れませんでしたね。




源泉50%の露天風呂。↓これでもピリピリ。







結局、大部分、蒸し風呂に
避難させて頂きましたよ~ん。



かくして、がん患者の湯治場
という雰囲気は逃してしまいましたが、
山間の、人も近づけない秘湯
という雰囲気はそこそこでありました。

まあ良しとしましょう。



ところで、宿に戻ると、
肌のピリピリがおさまりません。
かゆみも出てきます。
(なべ嫁さんもよ~。)

いや~大変ですわ。

「でも、50肩、治った感じがするよ。」

とも、申しているのですが。



夕食は、稲庭うどんでした。↓






(さて、4/4,ようやくかゆみが止まった
今日この頃でありますよ。)


コメント
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