散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

涸沢、やっぱり見事ですよ

2010-10-06 18:21:25 | 山歩き






10/3の涸沢。5分ぐらいの紅葉です。↑
雲がすっぽりとたれ込めて、稜線が見えません。




10月3日、
夜中に車を走らせ、バスに乗り換え、
上高地を歩き始めたのは、6時10分。
夏よりは日の出が遅れているから、
ほぼ、1時間遅れです。


今回の行程。
6:10  上高地バスセンター
7:00  明神池
7:55  徳沢園
8:55  横尾山荘
10:10 本谷橋
12:30 涸沢小屋



午後からは雨かな
というような曇り空。

歩き始めは体調ももうひとつで、

「何でこんなとこに
好きこのんで来るのかな~」
「何だかな~。
もうやめちゃおか、今日は。」

と、哲学的にもがいて、
よろよろしていると、
思わず、むかむかっときて、
道脇に少し吐いてしまいました。

さっき食べたバナナが見えました。

すると、頭も体もすっきり。
先ほどの哲学的苦悶もどこへやら
すくすくとさっぱりした気分で
歩くことが出来るのでありました。

(胃がムカついていただけなのね。)



日曜日でありますので、
沢山の人が下山してきます。
もう、それは中高年の方ばっかりです。
夏よりずっと、
じっちゃん、ばっちゃんの人が
目立つのであります。

なべさんが、
集団の列を追い越そうとすると、

「はい、お若いのが通るから、
道あけてね~。」

なんて、声がかかるくらいですから。
(これは下山の時ですけど。)



ナナカマド。赤い実がきれいです。↓




次第に高度を上げて
登っていくと、猛暑の影響か、
ナナカマドも、紅くなる前に
なかば葉が枯れ落ちているのが
たくさんあります。

「これは、今ひとつかな?」

と思って、谷の下へさしかかると








涸沢カールはさすがであります。
予想以上に紅葉がすすんでいて、
まだ5分6分というところなのですが、
やはり見事なのでありました。


涸沢ヒュッテの小屋が見えます。↓





涸沢小屋が見えます。↓





振り返ると。↓






カールは、充分錦秋に染まっているのであります。
(青空でないのが残念でありますが。)


期待していなかった分だけ
感激でしたよ。



涸沢小屋のテラスで、
まずは、憩いのほっとコーヒーです。↓







(目の前を雲がよぎっていきます。↑)















さて、小屋の中に入って、まずは一眠りね。
(寒いのよ。セーター必携。)


寝床は運良く窓際。景色がいいよ。↓






夕刻にはとうとう雨が降って参りました。


小屋の夕食は、夏のメニューと同じ。
(豚の薄いやつのステーキね。)
前回大丈夫だったので安心して食べられました。


9時消灯。眠れるかなと心配でしたが、
なべさんはぐっすりと良い気分で
眠ったのでありました。

(明日は雨ですよ~。)

コメント
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