散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

「昭和の子ども」たちです

2015-11-21 12:25:28 | 日記

母親が手術の入院から施設入所に至って、
以来、長崎の実家は2年余り空き家状態であります。


先日の帰郷の際、その空き家で書類・アルバム・その他諸々の整理を致しました。
当然のことながら、古いアルバムを手にすると、手が止まってしまうのであります。


9月に山形の酒田を訪れたときに、土門拳の記念館に立ち寄り、
「昭和の子ども」の写真にえらく郷愁をかきたてられたのでありますが、
私どもの古いアルバムにもまぎれもなく「昭和の子ども」たちがいるのでありました。

 

 

 

路地の中に自転車で入り込んだ紙芝居屋のおっちゃんが
荷台に積んだ水飴を売りながら、紙芝居を見せてくれます。

「飴、買っとらんもんは、見られんとばい。」

と、おっちゃんは言いながら、ただ見する坊主たちを追い出すこともしません。

 

 

 

 

 

 

 

 

たぶん、カメラ好きの近所の兄ちゃんが撮ってくれたものでしょう。


こちらは、まだ小学校入学前であったでしょう。坊主達が墓地を遊び場にしていたら
出会った近所の兄ちゃんが、坊主達を並べて撮ってくれたものと思います。↓

 

 


思いがけなくも貴重な写真を残してくれたことに感謝です。

 


縁側で一休みしていると、隣家の庭先にジョウビタキが飛んできました。↓

 

 

 

 

12日に実家の解体作業が始まって、その後、お任せで帰阪しておりましたが、
昨日20日、解体が終了したと電話で報告を受けました。

色々諸事情があって解体もやむなしでありました。


ひとつひとつ、昭和が遠くなっていきますね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする