( こちらは河川敷のヒバリさんね。 ↑ )
遠くから眺めていると、震災というのは、最初は軽く見積もり、
日を追うにつれて、予想を越えた災害の大きさを知って驚いてしまう
という傾向がどうもあるようであります。
加えて今回は追い討ちをかけ続ける余震・本震のありようが深刻ですね。
大地の震動は、どうやら心の奥深いところも一緒に揺さぶるようで、
少し遠いところであってもざわざわと心騒ぎが致します。
それにしても活断層の北東に伊方原発、南西に川内原発と
何だか空恐ろしいことであります。
「災害には勝てないよな~。」と親族を失った被災者が語っておりました。
悲しみを抱えて堪える姿が静かに伝わってきます。
でも原発がどうにかなれば、そういう語りにはなりようがないでありましょう。
ちょうどこの間、事情あってネットが不通でありました。
ネットに慣れすぎていたせいか、何だかいきなり情報から遮断された
感じがして、奇妙な浮遊感とともに、どこか居心地の悪さがありましたな。
さて、地震の起こったその日の、まだ起こる前の真昼頃の例の河川敷であります。
イワツバメを観察してる頃から、遠くの繁みにキジさんの鳴き声を聞いていました。
以前から同じ場所でその影を見ておったのですが、
これまでなかなかその姿をカメラに収めきれないでおりました。
待っていると、そのキジさん、ようやく姿を見せてくれたのであります。
草むらから顔を出しました。↓
ひと気を感じたのか、草むらにかがみこんで、じっと動かなくなりました。↓
でも、お尻隠して顔隠さず!?であります。
そうして4,5分もじっとしていたのが、ようやく動き出しました。↓
繁みの方に向かって歩いていきます。↓
繁みの中に入って行ってしまいましたよ。↓
地震報道が始まる前のまだ穏やかな日溜りの中でありましたね。
そして、夜の私の誕生日祝いの後が地震騒ぎになったのでありますが、
そのときはこんなにも大変なことになるとまだ予見できなかったのであります。