散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

ノビタキがやってきています! 地御前

2020-04-05 12:02:43 | お出かけ

 


自宅でグダグダしていたお昼前、友人ハタさんから電話。でも通じません。
どうやら電波の届きにくいところから。たぶん極楽寺山当たりでしょうか。
何か珍しい鳥さんでも見つけたのかもしれません。


そんなことで何だか急き立てられる気にもなりまして、
お気軽なところで地御前までお出かけでした。
少々遅い時刻でしたが、お天気もよろしいのにもったいないですから。

 

                                                        

 

電車を降りていつもの水路の土手のところまで来ますと、
川向うにカメラを向けた鳥見のおじさん二人組。

「お、カワセミくん、いるようですね。」

とお声掛けしてカメラをバックから引っ張り出そうとすると、
なんとおひとりの方は「ハタさん!」でありましたよ。

神出鬼没。成果のなかった極楽寺山から地御前へ廻ってきた様子。
近頃鳥見に目覚めたご友人も同行のようでした。


でもってカメラを向けていたカワセミくんはというと、

「もう何回も飛び込みをやって水浴びしとる。絶好のチャンスよ!」

と、おっしゃるのでこちらもあわててカメラを構えるのですが、
そのカワセミくん、茂みの奥に隠れてしまい、
やがて飛び去ってしまいました。あらら残念。もう少し早く来ていたら...。


ハタさんらは十分堪能したようで、用事もあって引き上げでしたが、
こちらは未練がありますから、なお粘って土手の遊歩道をうろうろでありました。

 

 

カワセミくんはなかなか戻ってきませんでしたが、
ヨシの繁みの中に何かいないかと目を凝らしておりますと、
スズメに混じって、ノビタキです!!  ↓

 

 

 

それも黒い頭の夏羽のノビタキくん。春の渡りの鳥さん。

 

 

 

多く見かけるのは冬羽の地味な褐色の姿。久々に見かける黒頭です。
越冬地の南からやってきて少し北の高原へ渡って行きます。
黒いやつは夏の北海道で見かけたっきりですからちょっと感激。

 

 

 

 

この一羽のノビタキくん、ヨシの穂先やあちこちの枝に飛び移って
なかなか愛想がよろしいです。

 

 

 

満開の桜のそばにも止まってくれましたが、色合いが難しい。
せっかくの季節らしいチャンスでしたけど。

 

 


たぶんさらに北へ渡って行くまでのしばしの滞在。1週間程でしょうか。
ちょっとの間は楽しめそうですね。


季節の鳥さんとの遭遇はうれしいこと。
春を感じるのはサクラばかりではありません。


カワセミくんには残念ながらチャンスをもらえませんでしたけど
朝寝坊のわりには、なかなか上々の鳥日和でありましたよ。

 

コメント
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