25日のお山はなんだか賑やか。キビタキが盛んに鳴いているのですが、
いずれも高いところの梢で、姿が見えたと思ってもシルエットばかり。
なかなか低いところへ下りてきてくれませんな。
コサメビタキの2羽が連れ立って忙しく飛び交っておりました。
どうやらカップルのようです。オス・メスの判別は尽きませんけど。
遠くから望遠レンズで観察していると、
何度も又状になっている大きな木枝のところに戻ってきます。
でもって、時折巣材らしきものを運んでくるのであります。
どうも巣材を足元のところに集めているようです。
樹皮に着いた苔を引っぺがしています。ウメノキゴケというやつでしょうか。
つぶさに見ても巣の形はまだ見えませんが、
もしかすると、巣作り作業の始まりのところかもしれません。
頭の上を枝が被さるような又状の木枝。周りのウメノキゴケ。
ネットの写真で見ると、コサメビタキが巣を造る状況によく似ております。
さて、その一方でどうやらアオゲラさんが作業中の巣穴。これがまた人目に付きやすい場所。
「途中で放棄するのではないか。」とUさんもおっしゃっておりました。
ところが、ひと気の少ない昼下がり、この巣穴の近くにアオゲラさん。↓
でもって、友人ハタさんによれば、こちらが退散した後の夕刻には
ペアのアオゲラさんが巣穴近くの幹に対面して止まっておったそうであります。
はてさて、この巣穴どうなることでありましょうか。
いずれにしても、鳥さん達も巣作り、子作りに忙しく励んでおられるようで、
山笑い、芽吹き、新緑の季節であります。よろしいこと。
(顔にまとわりつく虫が何ともうるさい季節でもありますが。)