4日、ひょんなことから、おおの自然観察の森へお出かけ。
秋晴れの良い天気でありました。しかも鳥さんの鳴き声も頻繁に聞こえるなかなか好い所。
ベニマンサクが紅葉真っ盛りでありましたよ。
なべ嫁さんのご学友だった方から「一緒にどうですか?」と声をかけていただきました。
その方は「まなびのキャンパスひろしま」の先生をなさっていて、
学生さん達の体験学習にしばし同行という形でありました。
まなびのキャンパスは、支援学校を卒業した子らがさらに体験を含めた
自立訓練の学習をするなどして、就労支援が行われる学校のようです。
元気な声を出す素直な学生さんたちです。引率の先生達も熱心で優しげです。
自然観察センターのOさんが散策ガイドをやってくれました。
大野の山に広範囲に自生地があるベニマンサクは広島県指定の天然記念物。
「ベニマンサクの実は、地面に落ちて川に流されるだけ。鳥が啄ばんで
その種を遠くに運ぶということがないので、自生地が広がるということがありません。」
ベテランのOさん、ガイドが手馴れていて、お上手です。
Oさんが教えてくれた亀の卵の殻。↓
亀が池から上がって卵を産んで、土で隠しても、ほとんど動物に掘り返されてしまうのですが、
この分は無事に誕生した様子のものだということでした。
こちらは、散策途上のジョウビタキ♂ね。後ろ向きで残念。↓
こちらはジョウビタキのメスです。↓
昼食タイムで学生さんたちとお別れをしました。
仕事を離れて以来、若い学生さん達と接するのは久し振りでありましたから、
なかなか楽しくほっとするひと時でありましたよ。
センターのOさんも親切な方で、いろんな鳥さん情報を教えてくれました。
色々お話できて良かったですね。
ヤマガラさんがセンター庭の餌台にやってきます。↓
「ミヤマホオジロもやってきますよ!」とOさんからその話を聞いたしばらく後で、
そのミヤマホオジロの姿を繁みの中で垣間見ました!カメラが間に合わず残念でした。
今季は何だかミヤマホオジロに縁がありそうで、とりあえずは撮り逃がしてばかりですが、
そのうち、すっきりした写真がUPできるのではないでしょうか。
センター庭先の繁みの中のコゲラさん。↓
ベニマンサクの池にはもうカモが渡って来ています。マガモのようです。↓
もうすぐオシドリも渡ってくるはずだということです。
ともあれ、おおの自然観察の森、お気に入りの場所になりましたね。