最近、三筋川の川筋を歩いていてもあまりカワセミを見かけません。
タイミングが悪いだけだろうと思うのですが、
ちょっと寂しいので、少し丁寧に河口付近まで歩いてみたのは数日前でした。
カワセミくんは見当たりませんが、いきなり登場したのは例のミサゴさん。↓
魚をゲットしたミサゴさん。いつも同じ方向に飛び去っていくようです。
餌をゆっくりと平らげる場所がきっとどこかにあるのでしょうね。
人が作ったオスプレイ(ミサゴ)はよく墜落しますが、
本来のオスプレイは決して墜落しないと、某鳥類学者が言っております。
この日も見事な急降下によるハンティングでありましたよ。
さて、カワセミくんはどうかといえば、ミサゴさんの2度目の飛来を待っているあいだ、
水門付近で、ようやく鳴き声を耳にしました。
そっと近づいてみましたが、(近づきにくい場所です。)
いましたね。カメラを近づけにくい遠さでしたが、オスとメスの2羽です。↓
こちらは久しぶりのカワセミくんでした。
どうやらつがいが呼び合って、鳴き声を出していたようです。春ですね。
うまいもんですね。
確かに年度がないとうのはメリハリがありませんね。
3月31日を夾んで外国にいると少しばかり居心地が悪かったです。
そんな居心地の悪さを吹っ飛ばしたのが、サンクトペテルブルグの地下鉄爆破事件。ナナナントヘルシンキからの列車を降りてニュースを見たら、たった数十分前に自爆テロ?!
この頃海外でも使えるWi-Fiを持っていくものですから、直ぐにニュースが入ってくる。便利がいいのやら、こぜわしいのやら。直ぐに日本から心配するメールも届きました。翌4日は予定の博物館が閉鎖されて行けず、ホテル近くの余り人の来ない(ならば爆発は起こさないだろうと云うことで)民族博物館を見学、その夕方ドバイ経由で帰ってきました。
サンクトペテルブルグでは同僚の教え子が案内してくれて、観光では行けない博物館の奥まで見学することができました。
エルミタージュ美術館は普通に見学したのですが、一日かかっても見切れず。結局三分の一くらいしかじっくり見学できませんでした。というのも、予想外にも、1階のフロアーはエジプトやペルシャ、ギリシャ、ローマの考古資料がぎっしり。1階は明らかに博物館です。ですから皆さん方ならよだれので得るようなレンブラントやら、レオナルドダビンチの絵画は駆け足。
せっかく写真撮り放題なのに途中でカメラの電池がなくなって、それも不十分!!
二度と行くことはないはずなのに、「今度来たら必ず」などと強がりを言って渋々館を後にしました。
サンクトでは一杯一杯博物館やら遺跡を観たのですが、色気を出して鉄道で、ヘルシンキに行きました。
これがまた便利で、日本で切符が入手できて、たったの3時間半で移動できるのです。その上、さらに、ヘルシンキの駅は町のど真ん中にあって、タクシーにホテルの名前を告げればいとも簡単に連れて行ってくれるのです。
そして、フィンランドの人はとても親切で、正直!!
調べておいたとおり、駅中のキオスクで複数日乗り放題の市電、市バスのチケットを買うと、後はこれらを利用してどこにでも行ける。
ただ、残念だったのは歴史系の博物館が少なくて、美術館が中心!!、ま、それはそれで博物館学を教える立場としてはいいのですが、一寸物足りなかった。
ナベ嫁夫妻もうさん夫妻も時間が一杯あるのだからぜひ、行って下さい。なお、私は今回ドバイ経由でサンクトに入りましたが、ヘルシンキに直行便があるので、これでフィンランドに入り、鉄道でサンクトペテルブルグやモスクワに行き、ヘルシンキに戻るのがいいと思います。
詳しい話しはまた後日。
今日はこれから前期の授業。アー早く辞めたいのですが、こんな旅ができるのもこのお蔭。ま、あと2年、頑張ってもう少しあちこちへ行くことにします。
うさん達、京都で花見しようよ。
お花見ですか。よろしいね。早くしないと遅くなりますよ。散り際も風情がありますけど。
遠くの山肌が山桜で彩りを見せ始めています。山桜はこれからのようです。こちらの桜がどちらかといえばお好みですな。