散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

長湯温泉散策、またいつか

2013-01-12 01:17:30 | 温泉


小高い山から温泉街へ降りて
きたところに、老舗の大丸旅館があって、
その向かいに茶房川端家というお店があります。
このお店へ入って、小休憩ね。

 

 

 

ちょっと大正レトロな上品なお店であります。
お正月も3が日済むと
ぜんざいでも食べたくなりますよね。

温泉水を使った名物ぜんざいね。 ↓

 

 

 

しばし、ウィンドウからの
明るい日差しにゆったりしながらも
まだまだ、時間がありますので、
もう一度「温泉館、御前湯」
に、入ることにしました。

 

 

 


温泉館のフロントの方が、昨年の
豪雨災害の様子を話してくれました。
竹田の方だけでなく、ここの芹川も大洪水で、
源泉口が流されて、復旧が大変であったそうです。
源泉の取り入れ口が流されて、
源泉が轟々と吹き上がる有様であったとか。

何だかもっと話したい風でありましたが、
なべさんはザックを預けて
浴場のほうへ入ってしまいましたね。


ぬるめのぶんだけ、いつまでも
入っていられるので
「それで、長湯と言うんですかね。」
と、夕べだんご汁の
お店のおばちゃんに聞いたら、
「そうですね~。そうだろうね~。」
と愛想返事でありましたが、

やっぱり、湯につかりながら、
そうにちがいないと思うのでありました。

(結局、この御前湯が一番庶民的で、
くつろげて、落ち着くようであります。
お気に入りね。)

 

この地域のローカルバスは数年前に
大手の子会社になったようです。
田舎の赤字路線ばかりで経営も難しいのでしょう。
大分駅への直通バスが一日2便あります。
7時20分と午後1時であります。
(往路は時間が合わず利用できなかったのね。)
この路線も赤字路線で廃止寸前のところ
市の補助が入ってコミュニティバスとしての
運営になっているとのこと。

 

バス通りでバスを待ちます。 ↓


さて、ようやくバスに乗って
帰途に着くのであります。
再び野を越え山を越え、
いくつもの集落をまわっていくのでありますが、
乗降客は一人もおらず、
バス停の名前がむなしく
アナウンスされながら、通過していきます。
窓の外はのどかな野山の風景であります。
時々、廃屋も見えたりしますが。

そうして、大分駅へ至るまで、1時間30分。
この間終始お客さんはなべさん一人でありました。
(さすがに赤字路線、厳しいよね。)

でも行過ぎる野山や集落の風景は
のどかなものです。
過疎化していく集落ですが、
何とかこのまま残していく知恵はないものかと
思ったりもするのですが。


まあ、中々遠いところで、
またいつ来られるかわからないところを、
ようやく訪れることが出来て
とりあえず、なべさんは満足なのでありました。

 

せっかくですので、大分駅で
大分名物のとり天に挑戦。  ↓

 

(やっぱり完食は無理でしたけど。)

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長湯温泉街、散策です | トップ | 本日は雪ですね »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
長湯温泉 良い温泉でした (平群のメダカ)
2015-12-01 00:52:02
11月27日から30日まで、恒例の舟入女子会旅行でした。内牧温泉、長湯温泉、湯布院。長湯温泉が一番よかったです。冷泉のラムネ温泉にも、もちろん、はいってきました。体中が銀色になって、なかなか、きれいでした。ガニ湯は、そばまで見学に。なへさんは、朝、はいったんですか?勇気いりそう。喫茶川端の奥の絵は、梅原の絵だそうです。泊まった大丸旅館の部屋には、川端の直筆の書がかけてありました。
ところで、どこにいっても、アジア系の人の多いこと。特に、湯布院は、人、人、人です。教えていただいた天井桟敷には、さすがに、アジア系の団体さんは、いなくて、ゆっくり休憩できました。
湯布院の宿では、温泉に入ったところ、パンツをはいたままの若い女の人がいて、ビックリです。そのまま、湯船にはいったら、私のたどたどしいハングルと英語で、ぜったい注意してやらなくてはねと、思っているうちに、お風呂からあがってしまいました。由布岳も久住の山並みも、雪をかぶり、なかなかきれいでした。


返信する
長湯温泉、なつかしい (なべさん)
2015-12-01 22:07:01
そうですか、あの茶店の絵は梅原の絵だったんですね。それにしても晩秋のそれなりに良い時期に行かれたんですね。でもちょっと雪が降ったりの天候でしたでしょうか。紅葉の山に雪があるのもなかなかだったでしょう。
ガニ湯はちょっとぬるすぎて入れる湯ではなかったと思います。おそらく入る人もあまりいないでしょう。でも充分シンボルとしての役割を担っているのでしょう。
長湯温泉はその山里のたたずまいがなかなか宜しいですね。またいつか行ってみたいと思っております。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

温泉」カテゴリの最新記事