春になると森の中ではうぐいすが囀って
春うららの雰囲気をかきたてるのでありますが、
でも鳥さん達の顔ぶれを見ると、色とりどりだった
冬鳥の姿が消えて、残ったのはおなじみの鳥さん達ばかりで、
意外と、森の中はさびしくなっているのであります。
しょうがないので、少し足を伸ばして錦織公園までお散歩。
公園は家族連れの方々で賑わっておりました。
「河内の里」の菜の花。 ↓
山肌が山桜にところどころ染まって春霞の状態です。
でも山桜もおおかた散り加減で、全般に名残の桜状態です。
入れ替わってツツジが彩りを添え始めております。
「梅の里」の山桜。 ↓
こちらは枝垂れ桜。 ↓
ミツバツツジね。 ↓
人の多いところを避けて森の中に入っていきます。
やっぱりここでも鳥さん、今ひとつやな~と思っていたら
シメが枝に止まっているのを見つけました!!
冬鳥ですから、とっくに居なくなっていていいはずなんですが。
いかめしい顔しています。 ↓
風もないのに毛をさかだてています。 ↓
跳躍です! ↓
さらに林の中の道を進んでいたら、目の前を青い鳥が
かすめていきました。もしかしてと思ったら、
これもルリビタキの♂であります。
こんなにあったかくなったのにまだいたんですね。
コゲラのドラミングの音が聞こえてきましたので
少し丁寧に林の中を見回していると、またまた、
巣穴を出入りするコゲラさんを見つけてしまいました。
このところ変わり映えしないなと思っていたら
少し収穫のあった本日のお散歩でした。
それでも、まだ居残っていた冬鳥のお陰でありますから、
冬鳥というのは、なかなか色とりどりで、
特色があって、沢山楽しませてくれたなあと
あらためて思いつつ、さびしくも思うのでありました。
(まあ、またそのうち、夏鳥の
きれいなやつを追っかけて見ましょうね。)