食品の安全が何かというと取りざたされています。まあ毎日食べているものですから当然といえます。
私の家も自然食品をうりにした宅配食をとっていますが、曲がったキュウリや粒が不ぞろいのジャガイモやトマトが来ています。かみさんはこれがおいしくて安全だといっていますが本当でしょうか。
人間は当たり前ですが、ほかの生命を食べて生きています。動物植物を問わず、体内に有害物質・毒をもったものも多く、それがはっきりしていても食べています。フグがその典型でしょう。山菜やキノコにも毒をもったものがあり、間違って食べて中毒になる事件が時々報道されます。
私の前の職場の同僚から聞いた話ですが、ホタテガイの養殖で時々問題がでて、それを解決しようとしていました。それは貝毒の発生ですが、毒といってもそれほどひどいものではなく、よほどたくさん食べなければ、軽い胃腸障害が出る程度のようです。しかし養殖業の人たちは、貝毒の分析をして検出されるとその時期出荷できなくなります。この分析は義務付けられているわけではなく、養殖業で自発的に行っているようです。つまり天然のホタテは、このような検査をせずに出回っているわけです。
これも会社での話ですが、植物のカルス培養をしていました。簡単にいえば、植物の一部から元の植物を育てるという研究です。このターゲットの一つとして山百合を取り上げ、無菌的なウイルスフリーの山百合を育てました。この山百合は、なんと一本の茎に20個以上の花をつけるのです。通常の山百合はせいぜい5,6個の花しかつけませんが、これは山百合がウイルスに感染してしまうためと言われています。
このように自然界においては、動物・植物ともになんらかの微生物感染をしており、農薬などでは致命的な病害を防いでいるだけで、無菌的に育てる以外防ぐ方法はありません。
動植物は人間に食べられるために生きているわけではなく、たとえ食用に改良された品種でも同じだと思います。すべてのものに人間には害があるようなものが若干は含まれており、通常はそれは問題にならない程度の少量であるにすぎません。貝毒のようにいつその量が増えるかは、誰もわかりません。
結論として私は、他の生命を食べている限り絶対安全などなく、運悪く害のあるものが増えた食品を食べたとしても、それはしょうがないものとして受け止めると考えています。
私の家も自然食品をうりにした宅配食をとっていますが、曲がったキュウリや粒が不ぞろいのジャガイモやトマトが来ています。かみさんはこれがおいしくて安全だといっていますが本当でしょうか。
人間は当たり前ですが、ほかの生命を食べて生きています。動物植物を問わず、体内に有害物質・毒をもったものも多く、それがはっきりしていても食べています。フグがその典型でしょう。山菜やキノコにも毒をもったものがあり、間違って食べて中毒になる事件が時々報道されます。
私の前の職場の同僚から聞いた話ですが、ホタテガイの養殖で時々問題がでて、それを解決しようとしていました。それは貝毒の発生ですが、毒といってもそれほどひどいものではなく、よほどたくさん食べなければ、軽い胃腸障害が出る程度のようです。しかし養殖業の人たちは、貝毒の分析をして検出されるとその時期出荷できなくなります。この分析は義務付けられているわけではなく、養殖業で自発的に行っているようです。つまり天然のホタテは、このような検査をせずに出回っているわけです。
これも会社での話ですが、植物のカルス培養をしていました。簡単にいえば、植物の一部から元の植物を育てるという研究です。このターゲットの一つとして山百合を取り上げ、無菌的なウイルスフリーの山百合を育てました。この山百合は、なんと一本の茎に20個以上の花をつけるのです。通常の山百合はせいぜい5,6個の花しかつけませんが、これは山百合がウイルスに感染してしまうためと言われています。
このように自然界においては、動物・植物ともになんらかの微生物感染をしており、農薬などでは致命的な病害を防いでいるだけで、無菌的に育てる以外防ぐ方法はありません。
動植物は人間に食べられるために生きているわけではなく、たとえ食用に改良された品種でも同じだと思います。すべてのものに人間には害があるようなものが若干は含まれており、通常はそれは問題にならない程度の少量であるにすぎません。貝毒のようにいつその量が増えるかは、誰もわかりません。
結論として私は、他の生命を食べている限り絶対安全などなく、運悪く害のあるものが増えた食品を食べたとしても、それはしょうがないものとして受け止めると考えています。