ごっとさんのブログ

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昨日衆議院が解散 何のための総選挙

2014-11-22 13:26:35 | 時事
昨日衆議院が解散され、テレビで中継を見ていましたが、あの万歳はなんでしょうか。
解散に向けての安倍首相の会見も見ていましたが、どうも何のために解散するのかよくわかりません。消費税の10%引き上げの先送りを決定したので、その信を国民に問うということのようです。しかし消費税は、経済状況を見て引き上げるということが決まっており、GDPがマイナスであったことから、来年の増税を見送るのは、別に特別なことではなく、国民の信を問うような特別な政策とは思えません。そのほかいろいろ言っていましたが、納得できるような内容はありませんでした。

私は消費税については、ある意味平等にとる税金として、少々上がってもよいと思っています。確かに低所得者が負担が増えるという議論があり、感覚的にはわかりますが、現実の問題としてはそれほどの問題とは思えません。所得税などは、累進課税となっており、高所得者はそれなりに高額の税金を払っています。また私は、酒も飲み、タバコも吸い、車も運転し高いガソリンを使っています。これらの税率は異常に高い気がしますが、いわば嗜好品であり、好きなものは個人の好みで、高い税金を払うのはやむを得ないと思って容認しています。ですからどんなものにでも、低率の税金をかけ、安定的な税収を得るのは、それほど間違っていない気がします。大体内税で値段を表示すれば、やや値上げ感があっても、すぐに慣れてしまうような気がします。

安倍政権の政策として、特定秘密法や集団的自衛権の問題はありますが、これが拡大解釈されて、一般の国民の不利益になるとは思えません。一部の報道では大きな問題があるとしていますが、どうも大げさに騒いでるとしか思えません。どうも私は民主党政権の3年間と比較するので、安倍政権への見方が甘くなっているような気もします。

それにしても本当に今回の総選挙は意味が分かりません。まだ2年の任期を残してなぜ選挙になるのでしょうか。現在の状況は与党の完全な優位になっています。自民党はこれ以上の絶対多数を取ろうとしているのでしょうか。
たぶんほとんどの有権者が、何が争点で投票するべき人がわからない状態ではないでしょうか。そうすると当然相当低い投票率になり、組織票を持っている、自民・公明が圧倒するというシナリオとしたら、かなり卑怯な戦法といえます。

これからの選挙戦を見てからにはなりますが、このままでは投票に行く気にもなれません。