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白菜鍋/いよいよ旧正月

2015年02月05日 | 田舎生活の衣食住
 昨日は風もなく青天の暖かないち日でした。漸く洗濯物を外に干せる。そう、晴れた日は強風のため、洗濯物を外には干せないのです。構わずに干している家もありますが、粉塵吹き荒れる中、自分には出来ません。
 なのに、日中ぽかぽかとサンルームがごとき縁側に干しておけば乾いちゃうのです。ええいっ。面倒だ。縁側で良しとしよう。
 風がないので買い物もスムーズです。自転車が風に押し返されることもないから。少し嬉しくなって、買い物日でもないのに出掛けちゃいました。するとお決まりの欲しい物があるもので、ここはぐっと我慢。
 日も延びて、春を待つばかりですが、香港で言われていたのは「旧正月の辺りが一番寒い」。といっても14度とかあるのですがね。この「旧正月の辺りが一番寒い」は日本でも当てはまり、今が底辺だと思われます。今年は確か2月7日が元旦だったような…。
 明日は雪も降るらしいので、これが最後の寒さになってくれればと思います。
 あっ、白菜鍋を書き忘れた。挽肉のつくねと白菜だけのシンプルな鍋を食べました。味付けは、出汁と醤油と砂糖ですが、自分は、食卓で酢をかけます。結構合うと思うのですが…。
 
 さあて旧正月の話です。香港は爆竹や個人での花火は全面禁止。代わりに政府が香港島と九龍半島の間の湾に花火を打ち上げます。確か15分間だったか? その時は、高速道路も閉鎖され、花火見物の徒歩の人々で埋め尽くされるのです。
 一方の中国大陸は花火も爆竹もし放題。うっかり外なんか危なくて歩けません。室内でも、あちこちから打ち上げ花火が上がり(マンションの窓なんかからも)、窓越しにピカっと光る様は正に大空襲もどきです。音? 音も酷いもので、大晦日から新年にかけては眠ってもいられません。
 病人や赤ちゃんの居る家はどうしているのでしょうかね? 
 そして新年が明けてほっとしたのも束の間。新年5日目はお金の神様が舞い降りると有って、年明け以上の花火と爆竹の嵐となります。年が明けるよりもお金の方が大切ですからね、彼らは。
 いやはや、初めての大陸での年越しは、びっくりするやら煩いやらで、頭が痛くなったものです。除夜の鐘を撞く、日本の情緒を見習って欲しいと思いましたね。
 さてタイではと言うと、そりゃあもう国全体を華僑に乗っ取られたような所ですから、さぞ派手な旧正月イベントが…ありません。チャイナ・タウンではどうか分かりませんが、「元日に、チャイナ・タウンの鳥居(だったかな?)に赤い服で来た人には餅が振る舞われます」といった広告が掲載されているくらいなので、中国の文化が薄れているのではないかと思われます。
 因にタイの元日は4月の水掛け祭りがそれで、この日ばかりは誰彼構わずに水を掛けても怒られません。
 デパートのレジでお金を支払ったと同時に、店員から水鉄砲を向けられるなんてこともありますので、油断も隙もないのです。
 知り合い同士はバケツで頭からザッパーンなんて道っ端でやっていますから、我関せずの外国人でもそのあおりを食らうこともあるのです。
 自分の場合、たまたまレーシックを受けようと病院で相談していたら、「その辺りは水掛け祭りがあるから駄目だ」と言われました。本当に何時何処で誰に水を掛けられるか分からないので、術後に最近感染の恐れがあるのだそうです。
 で、期を逃して今でもレーシックはしていません。眼鏡のまんまです。



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