内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

18年ぶりに東京の実家で過ごす年末年始

2013-12-21 15:43:00 | 雑感

 20日午前11時シャルル・ド・ゴール空港発羽田行の日航・エール・フランス共同運航便AF282(JL042)で一時帰国の途につく。翌日つまり今日の朝6時45分羽田着。飛行機が房総半島上で大きく北西に旋回するまでの数分間、八合目辺りまで雪に覆われた富士山が、その手前の丹沢山系のうっすらと冠雪した山並みを前景として従え、青空を背景にくっきりとその全姿を見せていた。羽田からはまずリムジンバスで渋谷まで移動。羽田を出てからレインボーブリッジを渡るまでの間にも、富士山がよく見えるところが何ヶ所かあったが、上空からの眺めとは違って、手前の丹沢山系がまるで屏風のように富士山の裾野を隠していて、これはこれで別の冬の富士の一景として眺め入る。渋谷からはタクシーを利用し、実家に9時過ぎに到着。気温だけ比較するとパリとそう変わらないのに、東京の方がパリより寒く感じる。風が冷たいせいだろうか。2009年からは毎年帰国するようになったし、以降多い年は年三回帰国したこともあったが、年末年始はなかなか機会がなく、実家で年末年始を過ごすのはこれが十八年振りになる。記事として書くわけにはいかない諸般の事情により、楽しくのんびりヴァカンスを過ごすというわけにはとてもいかないのだが、今日から1月6日までの半月あまりの東京滞在中もこのブログの記事投稿は続けていく。