昨日午後四時頃、今日の修士の演習の準備を終えた後、自宅から自転車で15分ほどのところにあるロベルソーの森(Forêt de la Robertsau、この森のストラスブール市による案内はこちら)に写真を撮りに出かける。
ライン側沿いに南北方向に縦長に広がる約500ヘクタールの森の中には、樹齢百年以上の木がいたるところに鬱蒼と茂っている。主要な自転車・歩行者専用道路は舗装されているが、それらの道路から毛細血管のように樹々の間を縫うように小道が広がっている。気の向くままにそれらの道を走っていると、森の奥で小川や沼に出くわしたり、思わぬ景色が突然開けたり、飽きることがない。森の中をどこからでもよいから東の方へと向う小道に逸れて進めば、やがてライン川のほとりに出る。
今日の一枚は、ライン川の土手からのドイツ側に向かった眺望。ライン川は満々と水を湛えて静かに北へと流れていく。写真では雲に隠れて見えないが、よく晴れた日には、シュヴァルツヴァルトの稜線が彼方に綺麗に見える。
(写真はその上でクリックすると拡大されます)