このブログに写真をアップするようになって今日が九日目。昨日までの八日間、それ以前のまったく写真なしの文章だけの無味乾燥な記事のときと比べて、閲覧数・訪問者数ともに目に見えてアップした(素人のヘボ写真とはいえ、瞬時に訴えかける写真の威力というのはたいしたものなのですね)。
2013年6月にブログを始めた当初は、当然の事ながら閲覧数も訪問者数もごく少数だったが、始めて数ヶ月以降先月末までの二年余り、おおよそだが、一日の閲覧数は、700から500の間、訪問者数は200から230の間で推移していた。ところが、10月に入って、写真をアップし始めると、それぞれ800と280に上昇した。いずれ飽きられるであろうから、また元の数値に落ち着くではあろうけれども。
それはともかく、どこまでも文章で自己表現したいと私は思っている。毎日それを続けるのは、考えることに休みはないから。ただ、ときどきは、「クダラナ日記」のような馬鹿なことも書いてみたくはなる。そういえば、小学校五六年生の頃は、ショートコントのシナリオを書いて、友だちと家で練習して、クラスのお楽しみ会で披露したりもしていたことを思い出す(結構受けたんですよ)。以来、オチのある話を考えるのは嫌いではない(道、誤ったかな)。
親族・師友・知人等で私のブログをときどき訪問してくださるご奇特な方たちが十数名いらっしゃる。ご本人たちから直接そう伺ったこともあり、各記事の「いいね」や「あしあと」、あるいはフェイスブックのコメントなどでそれを確認してもいる(皆様、いつもありがとうございます)。
それらの方たちを除けば、どれだけの未知の方が拙ブログを定期的に訪問してくださっているのかはわからない。閲覧数と言ったって、ページを開けた瞬間に「つまらん」と思って、あるいは「間違えた」と気づいて、すぐに他のサイトに移動する場合も数多く含まれるであろうから、実際に記事を読んでくださっている方たちはといえば、どう贔屓目に見ても、せいぜい訪問者数の十分の一くらい、つまり二三十人であろうと踏んでいる。哲学カテゴリーの文章に至っては、さらにその十分の一であろう。
私はそれでも大変ありがたく思っております。お目にかかったこともない、そしてこれからお目にかかることもないであろうそれらの方たちに、ここに心より感謝申し上げます。
今日の一枚は、通勤途中の風景。ストラスブール市内にはリル川が街を取り囲むように流れているから、市の中心部に外からアクセするためには必ずどこかで橋を渡らなくてはならない。それらの橋は、それゆえ、街の景観の大切な構成要素をなしている。「ストラスブール街物語」になくてはならないアイテムなのである。
(写真はその上でクリックすると拡大されます)