内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

沖縄今帰仁村訪問記 ① ― 琉球王国史跡、二十世紀日本の中の苦難の歴史、そして海に沈む夕日と満天の星

2018-08-07 23:59:59 | 雑感

 今朝6時50分羽田発のANA便で沖縄へと向かう。那覇空港には定刻前に着く。空港まで迎えに来てくださったM先生の車で、勤務先でお待ちの奥様を迎えに立ち寄り、高速道路を北上した。途中、山原のJAで買い物した後、昼食を取ってから沖縄愛楽園に向かう。その交流会館で同園の歴史について少し学んだ後、同園内の桟橋跡から美しい沖縄の海を眺める。
 そこから今帰仁城跡に向かう。気温は体感で35度くらいに感じられたが、東京の炎暑に鍛えられてきた身体にとってはさほどこたえない。それに、日陰に入れば涼しい。2002年に世界遺産に登録された城跡は、琉球王国興亡の歴史を忍ばせる見ごたえのある史跡。観覧料を支払えば無料で解説してくれるボランティアのガイドさんのおかげで、まったく予備知識がなかったにもかかわらず、城跡について少し学ぶこともできた。
 城跡に併設された歴史文化センターを観た後、今帰仁村にある先生夫妻宅で休憩。北向きのリヴィングの大きな窓扉から海が見渡せる素晴らしい眺め。この季節、ベランダに出れば、まだ海に沈む夕日も見られる。そして、夜空には満天の星。
 沖縄滞在一日目は、ご夫妻のご配慮とご案内のおかげで、私にとってこの夏のほんとうのヴァカンスの佳き初日となりました。