内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

無病息災から一病息災への転換の年なのかも知れない

2024-02-13 23:59:59 | 雑感

 日中、久しぶりに青空が広がった。一月半ばに寒波に襲われ、二月はずっと雨模様。夜半あるいは明け方に氷雨がきまったように降る。午前中ジョギングに出ると、気温は十度前後でさほど寒くはないのだが、路面はいつも濡れていた。今日は久々にあらかた乾いた路面を走ることができた。
 ところが、そんな気持ちよく走れるはずの天気なのに、体の調子の方があまりよくなかった。先月半ばに一週間インフルエンザで苦しんだ後、どうも呼吸系に違和感を覚えることが以前に比べて頻繁になった。
 走っているときに少し呼吸が苦しくなって、走り続けられなくなることは一年ほど前から、季節を問わず、ときどきあったのだが、ここ三週間ほど、部屋で机に向かってじっとしているだけなのに、気管から気管支あたりにかけてわずかだが圧迫を感じることがある。それが心臓のあたりにまで広がることもある。呼吸が苦しくなるほどではないのだが、何かに夢中になれば忘れられるような軽い圧迫感ではない。
 ただ、不思議なことに、そんな違和感を覚えつつ走り始めても、ゆっくりとならそのまま十数キロ走り続けられる日もあれば、逆に、走り出しには何の違和感もなかったのに、数分間走ったあとに急に呼吸が苦しくなる日もあり、そんなときはすぐに走るのを止め、歩きながら回復を待つ。
 今日は、一キロほど走っては数百メートル歩くことを繰り返すだけで終わった。トータルで十二キロにはなったけれど不本意だ。
 昨年までは無病息災が「標準設定」であったが、今年は私にとって一病息災への転換の年になるのかも知れない。