英仏共同で開発したコンコルドは、開発途中で採算が会わないと分かったが、それまでに費やした巨費が無駄になるとして、英仏両政府は開発を継続した。その結果はご存知の通りだが、これを「コンコルドの誤り」という
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つまり、あるオス鳥が、一羽のメスを気に入ってせっせとえさを貢ぐ、ところがオスは相手にしてくれない、オスはそのまま求愛を続けるかどうか?それまでの求愛につぎ込んだ餌や労力が無駄になるから求愛を続けるだろうという見方がある。
しかし
長谷川真理子著によると、
「求愛行動だけではなく、なわばりの確保や子育てなどのさまざまな状況におい
て、どこでやめるべきかという「意志決定」が必要となるだろう。
そのとき、過去にどれだけの投資をしたかに重点をおき、それを目安に将来の行動が決まるとするのは誤りなのである。
さきほどの雄がむなしく求愛を続けている雌のとなりに、その雄はまだ一度も求愛していないが、求愛されれば十分に応える気のある
雌がいたとしよう。もし、そうならば、雄は、過去の投資の量にかかわらず、さ
っさとそちらの雌に乗り換えるだろう。将来の行動に関する意志決定は、過去の
投資の大きさではなく、
将来の見通しと現在のオプションによらねばならない」
オス鳥は簡単に相手を選びなおすことができるかもしれない。
人間も過去の投資にかかわらず恋人を変えることができるかもしれない。
しかし実社会において、事業において投資した額に判断が引きずられるのは人間の犯しやすい弱点である。
私もそんな判断しかできないであろうに・・・・・・・
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つまり、あるオス鳥が、一羽のメスを気に入ってせっせとえさを貢ぐ、ところがオスは相手にしてくれない、オスはそのまま求愛を続けるかどうか?それまでの求愛につぎ込んだ餌や労力が無駄になるから求愛を続けるだろうという見方がある。
しかし
長谷川真理子著によると、
「求愛行動だけではなく、なわばりの確保や子育てなどのさまざまな状況におい
て、どこでやめるべきかという「意志決定」が必要となるだろう。
そのとき、過去にどれだけの投資をしたかに重点をおき、それを目安に将来の行動が決まるとするのは誤りなのである。
さきほどの雄がむなしく求愛を続けている雌のとなりに、その雄はまだ一度も求愛していないが、求愛されれば十分に応える気のある
雌がいたとしよう。もし、そうならば、雄は、過去の投資の量にかかわらず、さ
っさとそちらの雌に乗り換えるだろう。将来の行動に関する意志決定は、過去の
投資の大きさではなく、
将来の見通しと現在のオプションによらねばならない」
オス鳥は簡単に相手を選びなおすことができるかもしれない。
人間も過去の投資にかかわらず恋人を変えることができるかもしれない。
しかし実社会において、事業において投資した額に判断が引きずられるのは人間の犯しやすい弱点である。
私もそんな判断しかできないであろうに・・・・・・・