昨日は、午後6寺前に経由地のアトランタへ向けて
飛び立つDERUTA機を成田空港で見送った。
茜色に染まった大空に消えていく機影を見て、
留学生たちの幸先の良い門出を確信した。
成田エキスプレスと新幹線を乗り継ぎ、
午後10時過ぎに家についた。
今日はお昼をはさんで、もと会社OB会の
「美味探訪サークル」の例会に行ってきた。
OB会員で、そば打ち20年のキャリアを誇る名人の手打ち蕎麦を、
会員宅の座敷を借りて行われた。
そば粉の水回しから円盤状になるようにこね、のし棒で延ばし
4枚ほどに畳んで、そば切包丁で均一の太さに切っていく。
要所を解説しながら、流れるような手さばきはさすがと、
台を囲む会員達をうならせた。
打ち立て茹でたてを旨に、女性会員がそば名人の指揮のもと、
手際よく茹でて水に晒し、ざるに盛って配膳する。
産地ごとの二枚のざるを食べ分け、最後のかけ蕎麦が終っても、
お代わりが続出していた。
名人手作りのそば味噌や揚げそば、出汁に使った昆布と椎茸の
佃煮を肴に、昼間からお酒もずいぶん進んでいた。
20名ほどの参加者であったが、多目の量でも完食し、
お代わりしたのは、手練れの技の証明のようだ。