名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

円空さんと被爆ピアノコンサート

2018年05月03日 | イベント

中川文化小劇場ホール
連休後半の初日は、荒れ模様を予想していたが、
風雨も朝方にはおさまっていた。

今日は憲法記念日であるが、改正議論が
高まっている。

平和憲法を貫いてきた評価が、少しづつ
揺らいでいくのに懸念を感じる。

国の最高規範は、「右の頬を打たれたら左を
出す」くらいの覚悟が必要だと思う。

目には目を・・・の悲劇は再三経験し、
未だに各地で起こっている。
平和を願うなら、9条改正の選択肢はない。



市文化事業団「中川文化小劇場」と荒子の里協議会
主催のイベントに参加してきた。

円空さんも歩いたまち「荒子よいとこまち歩き」と、
「円空さんとピアノコンサート」の二本立て企画。



円空彫刻「木端の会」も協賛団体として、円空仏模刻の
展示や、円空ストラップのプレゼントなどで協力した。



ホールでは、第1部で円空歌集の解説と朗読が行われた。






円空は多数の仏像を残しているが、「円空の心は和歌にある」
と長谷川公茂さんが解説したが、栗本のりこさんの朗読は、
それを裏付けるように心に響いた。





第2部の被爆ピアノコンサートは、3曲の独奏やソプラノ
コーラスの伴奏などが演奏された。



昭和13年製のヤマハピアノは、爆心地から3キロの民家で被爆し、
調律師の矢川光則さんが修復した。



全国各地でコンサートが開催され、昨年はノーベル平和賞
授賞式会場でも演奏されている。

円空と被爆ピアノのユニークなコラボは、
穏やかで平和な世界への願いだろうか。
コメント (4)
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