
今日も青空が広がり、真夏のような暑さになった。

北海道の暑さに比べれば、いくらか凌ぎやすいが、
列島が早くも熱気に包まれている。


先日来取り掛かっていた聖観音像は完成とし、
如意輪観音菩薩を彫ることにした。

飛彈東山白山神社が所蔵する円空仏で、
全高75センチの座像の模刻である。
片膝を立て頬に右手手を添える姿が有名で、衆生を
どのように救おうかと考えている様子を表すとか。
先輩から、右手や立て膝の表現がポイントで、
難易度がやや高いと言われた。

41センチに玉切りしたヒノキ丸太を割り、
下絵を描いて不要な部分を削り取った。

力仕事はほどほどのところで止めて、
端材を使って小さな像も作った。
同じ作業は飽きるので、気分転換も兼ねて
交互に作っている。