今日は曇りがちだったが、気温は高めで
冷え込みはない。
もと会社OB会「芸術鑑賞サークル」の例会が、
名古屋市美術館で行われた。
道すがら、地下鉄伏見駅にオープンした
「ヨリマチFUSHIMI」に立ち寄った。
コンビニやドラッグストアなど、駅利用者にとって
便利な施設になりそう。
市美術館は白川公園の中にあり、開催中の「カラバッジョ展」は、サブタイトルに
「才能か罪か、天才画家の光と闇」とうたっている。
旧約聖書の主題が多く、残酷なシーンがリアルに描かれている。
今回の目玉は、ゴリアテの首を持つダヴィデで、日本初公開とのこと。
ゴリアテはカラバッジョの自画像と言われ、自虐的な
表現は未だに謎とされている。
リアルさと緻密さは写真のようで、陰影の鮮やかさは
4Kテレビを見ているようだった。
明と暗を鮮明に描いたカラバッジョの絵は、36歳で幕を閉じた
天才画家の光と闇を映し出していた。