
朝ホテルを出発して松倉城址へ向かった。


狭い林道と遊歩道を登っていくと、本丸への登り口がある。


取りつく前に熊除けの鐘を叩く。
途中に何か所も鐘や1斗缶が置いてあるので、用心のため
叩いて登っていく。



要所要所に標識が立っていて城のどの場所かがよく分かる。

発掘調査中の本丸跡。
調査結果で、県から国の重要文化財の指定に変更されるとのこと。

本丸から北は劔・立山から槍・穂高、乗鞍岳迄まで眺望できるが
あいにくガスがかかり眼下の高山盆地も見えない

山を下って日枝神社に参拝し、境内や周りの紅葉を楽しんだ。


境内の紅葉はやや盛りを過ぎていたが、最後のチャンスをものにした。



参道の紅葉は一際見事に色づき錦のじゅうたんが敷き詰められていた。

神社の裏手に当たる城山に上り、高山城の遺構を巡ってきた。

標高700メートル弱の城山一帯に遺構が点在している。




本丸への道は紅葉のトンネルと錦のじゅうたんだった。


山頂の台地が本丸屋形跡で、東西南北が見渡せる要地になっている。
戦国武将、金森氏と三木氏の攻防に思いを馳せながら、紅葉を愛でる旅を締めくくった。