今朝は初夏の空には珍しいうろこ雲が東の空に浮かんでいた。
堀川沿いの遊歩道では、アオサギが休んでいるのか、餌を狙っているのか
近づいても動かない。
魚の遡上もなくなり、カワウも来なくなったが、アオサギは時々見かける。
OB会の句会があったので、市政資料館へ出かけた。
この建物は旧名古屋控訴院(高等裁判所)大正11年に建造されたバロック様式の建築で、
国の重要文化財に指定されている。
市の公文書館のほか市民には集会や会議、展示のスペースとして提供されている。
3階まで吹き抜けの中央階段室は、大理石がふんだんに使われ荘厳な雰囲気。
日輪をモチーフにした天井のステンドグラスは、公明正大な裁判を表現し
正面は罪と罰が釣り合うてんびん座がモチーフのステンドグラス。
今日は階段室で結婚式が行われていたが、映画やドラマのロケなどにも利用される。
明治憲法下の法廷や判事・検事・弁護士室なども再現されている。
地下の留置所も公開されている。
雑居房や独房も見たが、窓もあり意外に明るくて小ぎれいだった。
句会は旧判事室を改装した和室の会議室で行われた。
いつものように短冊3枚に書いた3句を投句し、短冊を混ぜて各自に配り
それを清記して次に回す。
選句は清記用紙が回ってきたら、気に入った句を選び、披講・講評などをして終わる。
夏日受け赤煉瓦燃ゆ控訴院
夏立ちぬ古城石垣絡む蔦
車田の早乙女眩し脛の土
を投句し、次点句に1句が選ばれた。