名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

ОB会俳句サークル例会

2023年05月28日 | 趣味


今朝は初夏の空には珍しいうろこ雲が東の空に浮かんでいた。



堀川沿いの遊歩道では、アオサギが休んでいるのか、餌を狙っているのか
近づいても動かない。
魚の遡上もなくなり、カワウも来なくなったが、アオサギは時々見かける。



OB会の句会があったので、市政資料館へ出かけた。

この建物は旧名古屋控訴院(高等裁判所)大正11年に建造されたバロック様式の建築で、
国の重要文化財に指定されている。
市の公文書館のほか市民には集会や会議、展示のスペースとして提供されている。



3階まで吹き抜けの中央階段室は、大理石がふんだんに使われ荘厳な雰囲気。



日輪をモチーフにした天井のステンドグラスは、公明正大な裁判を表現し
正面は罪と罰が釣り合うてんびん座がモチーフのステンドグラス。



今日は階段室で結婚式が行われていたが、映画やドラマのロケなどにも利用される。



明治憲法下の法廷や判事・検事・弁護士室なども再現されている。



地下の留置所も公開されている。





雑居房や独房も見たが、窓もあり意外に明るくて小ぎれいだった。



句会は旧判事室を改装した和室の会議室で行われた。
いつものように短冊3枚に書いた3句を投句し、短冊を混ぜて各自に配り
それを清記して次に回す。



選句は清記用紙が回ってきたら、気に入った句を選び、披講・講評などをして終わる。

 夏日受け赤煉瓦燃ゆ控訴院
 夏立ちぬ古城石垣絡む蔦
 車田の早乙女眩し脛の土

を投句し、次点句に1句が選ばれた。

コメント (4)
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