日曜日、山小屋からの帰り道・・・と言ってもミズナラの多い雑木林とスギ林の間の小道を歩いて車まで数分なのですが、その道脇にオニノヤガラが花を咲かせていました。
オニノヤガラとは変てこな名前ですが、真っ直ぐに伸びた姿を「鬼が使う矢柄」に見立てたのだそうです。そして別名は「ヌスビトノアシ・盗人の足」で、こちらも変てこな名前ですね・・・よく見ると花の一つ一つが抜き足・差し足・忍び足に見えてきませんか?
オニノヤガラは葉緑素を持たないラン科の腐生植物で、ナラタケを発生させるナラタケ菌と共生しています。そう言えば小屋の周りでナラ枯れなのか、ナラタケ菌のせいなのかミズナラが結構枯れていました。
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