昨夜は飲み会がダブルヘッダーであって釣りに行ける状態ではなく、天気も雨でアユ釣りには不向きと言うことで家で大人しくしています。(多分~)・・・なので虫えい(虫こぶ)の話題です。
リョウブは明るい森林の谷筋から尾根筋まで至る所で見られる落葉広葉樹ですが、新芽を山菜として食べ、救荒植物としても利用されたようです。そのリョウブの葉にタマバエの一種によって作られたのがリョウブハタマフシです。葉の表と裏が同じように球形に膨れています。
表面はツルっとしていて淡い緑色をしています(右)が、球形にならず葉表が凹んで色も赤褐色になっていたもの(左)もありました。赤褐色のものを切断してみると脱出してしまったのか消滅したのか、幼虫は見られませんでした。一方、淡緑色の方の虫えい(虫こぶ)を切断すると乳白色の幼虫が1尾認められました。
リョウブハタマフシのタマバエは未だに生活史は不明なのだそうです。
![]() |
日本原色虫えい図鑑 |
クリエーター情報なし | |
全国農村教育協会 |
1451話目となりました。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願いします。