かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

冬芽と葉痕2013:実が少なく食えないからオトコヨウゾメ・・・

2013年03月10日 | 冬芽と葉痕

オトコヨウゾメはスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木です。ガマズミ属(ガマズミをヨウゾメと呼ぶ地方があります)の中では、果実をつける量が少なく、果実も痩せていて食用に適さないために「男」を冠してこの名前になったと言われています。(男は食べられないの?→男用済みじゃないよね?・・・ヨウゾメです)

葉や花はコバノガマズミ(↓)によく似ているのですが、冬芽はまったく違います・・・

葉柄が無毛(オトコヨウゾメ)と有毛(コバノガマズミ)の違いがあり、冬芽も芽鱗が無毛(オトコヨウゾメ)と有毛(コバノガマズミ)の違いがあります。

オトコヨウゾメの冬芽は対生で、光沢のある赤褐色、無毛の芽鱗2対に包まれ芽鱗の外側の一対は小さくなっています。

枝先に頂芽もしくは仮頂芽を持っています。写真のように頂生側芽を持っていることも多いのでしょうか・・・

側芽は対生で、葉痕は細いV字型で維管束痕は3個見られます。

(冬芽と葉痕:154種類目)

 

1710話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願います。

にほんブログ村ランキングに参加中です。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村 釣りブログ 鮎釣りへにほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへ

 

冬芽でわかる落葉樹
クリエーター情報なし
信濃毎日新聞社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする