オトコヨウゾメはスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木です。ガマズミ属(ガマズミをヨウゾメと呼ぶ地方があります)の中では、果実をつける量が少なく、果実も痩せていて食用に適さないために「男」を冠してこの名前になったと言われています。(男は食べられないの?→男用済みじゃないよね?・・・ヨウゾメです)
葉や花はコバノガマズミ(↓)によく似ているのですが、冬芽はまったく違います・・・
葉柄が無毛(オトコヨウゾメ)と有毛(コバノガマズミ)の違いがあり、冬芽も芽鱗が無毛(オトコヨウゾメ)と有毛(コバノガマズミ)の違いがあります。
オトコヨウゾメの冬芽は対生で、光沢のある赤褐色、無毛の芽鱗2対に包まれ芽鱗の外側の一対は小さくなっています。
枝先に頂芽もしくは仮頂芽を持っています。写真のように頂生側芽を持っていることも多いのでしょうか・・・
側芽は対生で、葉痕は細いV字型で維管束痕は3個見られます。
(冬芽と葉痕:154種類目)
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冬芽でわかる落葉樹 | |
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