植物の名前は五感で感じる特徴を表現したり、用途からつけたり、符丁で表したりいろいろですが、このハナイカダはミズキ科ハナイカダ属の落葉低木で雌雄別株で葉の中央に花を咲かせるため葉を花の筏に見立ててハナイカダとなりました。
別名はママッコ(若芽を菜飯などにして食べるので飯っこ)やヨメノナミダ(雌株に出来た紫黒色の果実を嫁の涙に例えたもの・・・民話がありますが省略)やツキデノキ(髄が軟らかく細い棒で付くと出てくる)など、たくさんの名前を持っています。それだけ皆が注目しているということですね・・・
枝は緑色~紫緑色、冬芽は緑色~赤味を帯びた緑色で無毛・・・
側芽は頂芽よりも小さくなっています。
葉痕は半円形で、中央に大きな維管束痕が1個あります。
(冬芽と葉痕:153種類目)
1705話目です。何時もご支援ありがとうございます。の文字またはバナーをポチッと一押しお願います。
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冬芽でわかる落葉樹 |
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信濃毎日新聞社 |