国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

「マジックトランプ」での愚痴

2021-05-14 12:42:19 | マジックトランプ

● マジック道具についての私による愚痴は珍しいと思う。読み飛ばすもよし、推理するもよし。ちなみにはずれを買った場合、私は無視するというのが基本姿勢である。

今回は例外な。

●マジックをされない方(ウチのブログにはいらっしゃる)はマジックマニアがどのような視点で不愉快になるかを知る例になると思う。

●まず、前提から。

1. テンヨー、DPグループ、トリックス、日本奇術連盟、日本パール加工などが「マジックトランプ」を名乗っている。マジックトランプは慣例としてテーパー加工(抜き出す機能)+マーク(表がわかる機能)の2つの要素を持っている。

2.「オリジナル」を名乗るのは覚悟がいる。

●この二つを守っていない「マジックトランプ」を購入してしもた。

●1については「オリジナル」のマジックトランプ(マークのつけ方とか工夫してオリジナルにする要素はあるけどね)はありえないということに気づかなかった、そして、動画をきちんと見なかった私に対する罰であると言えよう。それでも名前を「マジックトランプ」にしたことを恨めしく思う気持ちはあるけれど。

●2については、ちょっと不愉快。P氏(T氏)が有名にしたデックに一枚カードを足しただけ。M氏が考案し、N氏が多くの種類の作品を作ったデックに封筒をつけたのと、退化させたただけ。紹介した作品はまるでN氏の創作物の隙間を縫う形で作られている。3作品なんかは別のトリックデック(メジャーなやつな)でできたり、古典だったり。さては故意犯(いわゆる確信犯のこと)だな。
●もし、この「マジックトランプ」を扱う店があったら、そこを二度と利用しないと思わせる程度には不愉快だった。

●このオリジナル「マジックトランプ」と称するものの作者が不幸なのは。マジックトランプの収集家にして、N氏作品愛好家の私が入手してしまったことである。

このマジシャンに対して偏見を持ってしまったぞ。

●はじめは「××のマジックトランプ」というタイトルで書こうとしたが、大人げない(ここまでで十分、大人げないが)ので、このオリジナルマジックトランプの作者をイニシャルにすらしないで書いた。

 

 

●何かの時は削除するやも(弱気)。

 

 

コメント
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