●最近、夜中に何者かに額を叩かれたり、背にある紐が突然揺れたりしても、塩を撒いたり、お札を貼ったり、お守りを持ったりしていない。
●まあ、まったく怖くないと嘘になるが。
●というのも20年以上、昔、フリーライターごっこをしていたころに幽霊に関する本を書いたことがあるからである。
●菅原道真、平将門、崇徳上皇などの原稿を書いたことがあるのである。
彼らに関する書籍に加え、友人に頼んでインターネット上の噂を収集したものを山積みにしていたのである(当時のインターネットの情報は玉石混淆で小学生の夏休みの宿題のレポートも載っていた。うちの娘の労作です的なもの)。
●有名な怨霊に関する本に囲まれている状況でも祟りに会わなかったのである。
幽霊を恐れないのもむべなるかな。
●もっとも拙稿が載っている本は自分のページ以外(心霊写真とか)は怖くて読んでいなけどな(結局怖い)。