●NHK俳句の2月号に拙句が佳作として載った。
●たまには載らないとね。
モチベーションがね。
●倒置法を使用した句なんだが、悩むね。
●俳句での倒置法は簡単にできる。上五と下五を入れ替えるだけでいい。
●それだけに使うのは難しい。
●倒置法を用いない方が意味の通りがはっきりする。すっとする。
●一方、倒置法を用いると、意味の強弱が生まれたり、リズムが良くなったりすることがありえる。
というか、意味の強弱、リズムと無関係に倒置法を使う人はいないだろう。
●しかし、今回掲載された句は効果的だったか、悩みどころ。
●どんな句かを思い出そうとしたら、倒置法を用いていない句が先に思い浮かんだ。
●用いていない句の方が良いリズムだったのである。
●まあ、リズムが悪い方が心に引っかかる部分があり、効果が出る場合があるのも難しい。
●もし、今回の句に倒置法を用いていなかったら佳作より良い結果になったかもとも思うし、倒置法のおかげで佳作になれたとも思う。
●実に難しい、倒置法は。