旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

トマール、ファティマ、コインブラ

2014-04-11 17:00:00 | ポルトガル
マルヴァオンの朝
出発前の二十分だけでも散歩する価値がある。


標高850mはあんなにお天気だったのに、川近くに降りてくるととたんに霧がかかってきた

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トマールの修道院にもこんな水道橋が続いていた。

ここは十字軍のエルサレムに起こったテンプル騎士団が、十二世紀に中心となる礼拝堂を建設した事にはじまる。この写真でその形がわかるでしょうか。

内部は中世的な八角形の空間になっている

後世に付け加えられたたくさんある中庭のひとつに、ヴァスコ・ダ・ガマの弟の墓があった弟は僧籍にあったのだ。

テンプル騎士団は1314年に最後の総長がパリで火刑に処されて壊滅したが、ポルトガル王だけはその流れを引き継ぐキリスト騎士団を創立して擁護した。
こちら後代に付け加えられた中庭の噴水はキリスト騎士団の紋章をかたどっている
マヌエル様式の代表とされるこの装飾窓がトマールの象徴

ここには大航海時代のいろんなシンボルが組み込まれている。船のネズミをとらえる猫がどこにいるのか探してみると…これです。

はじめてアジアへ到達したポルトガルが、アジアのシンボルとして描かせたのがこの花椿。

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ファティマで昼食。マッシュルームのクレープ バカリャオ(タラ)とチーズのグラタン

1917年に聖母マリアの御出現があったのは、現在この礼拝堂が建てられている場所五月十三日にはじめての御出現があり、それから半年間・毎月同日に御出現。最後の十月十三日には何万人もの人々が見守る中、御出現があった…といわれているのである。写真で向こうに見える樹木のところで三人の羊飼いの子供たちが待っていた。
当時は林だったが、残されているのはこの木だけである。

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モンデゴ川を見下ろす丘の上にコインブラ大学の時計塔が見えるここにも水道橋がコインブラ大学の学生寮は伝統的に「リパブリック」と呼ばれている
薬科大学などが有名この門を入ると、高台の中庭。ここに大学を定着させたジョアン王そして、当時から宗教のモノだけでなくアカデミックに本を集めた図書館と礼拝堂坂から階段を下りてゆくと大聖堂の横

外への門はアラビア語の名前がそのまま使われている「アル・メディナ」とは街という意味
ロマネスクの美しい教会堂がいくつも

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今晩はこの邸宅ホテルに滞在1923年オープンの雰囲気ある建物。

周辺はちょっと散歩するのに良い。
コメント
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