サンタフェ連泊の中日。今日も青空にアドベ(日干し煉瓦)の壁が美しい
サンタフェの北二時間ほどのところにある世界遺産タオス・プエブロを目指す。
が、駐車場に着くなり、「きのう村で不幸があって、今日はクローズなんだ」と告げられる。そう、ここは、推定一千年前からある日干し煉瓦の村に人々が住み続けている村が世界遺産なのであります。我々はまた明日朝来るチャンスあります(^^)
それでは・・・きのうヒルトンホテルのコンセルジュが教えてくれた「リオ・グランデにかかるサスペンション・ブリッジ」に行ってみる。「サスペンション・ブリッジ」って、吊り橋ですよね。どぉんな吊り橋が残っているのか楽しみに行ったのだけれど・・・見えてきたのは巨大なこんな橋全長3030㎞におよぶ、大河の流れがはるか下に。確かに絶景なんですが、吊り橋を見たかった小松はちとひょうしぬけ
次に向かったのは●チマヨの「奇跡の砂」が湧き出す教会北米のルルドと呼ばれることもある
1810年の聖金曜日の夜、ドン・ベルナルド・アベイタは地中から光がさしているのを見つける。掘ると、そこから十字架があらわれた。その場所の砂は病気を癒す効果があると噂になり、人々が求めてやってくるようになった。1815年には現在の教会が建設され、今では年間30万人という巡礼が訪れる場所になっている。
砂は、教会の主祭壇から左奥にある小さな部屋から「湧き出してくる」そうな。 いや、取っても取っても減らないなんてありえませんよね?よく読んでみると、持ってきた砂を「お浄め」して入れているのだそうだ。
一説によると、先住民の時代からここには温泉が湧き出していて、その効力がしられていたとか・・・
後ろから見た教会の全体 巡礼の像 屋外では訪れたいろいろなグループが集会を行っている。
サンタフェに戻る途中のインディアン・カジノでバッフェの昼食。先住民居住区では、彼らの経済的自立のために、カジノを営むことが認められている例が多く、サンタフェからタオスの間だけでも町ごとにカジノをみかけた。ここは「キャメルロック」カジノ
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サンタフェのホテルに戻りしばし休憩。午後四時、閉館の一時間前にジョージア・オキーフ美術館を訪れるニューヨークで生活していた彼女は、ニューメキシコの風景に魅せられて移住し、サンタフェから二時間ほどの荒野にある家で後半生をおくったのだ。
アドべ風な平屋の建物はこぢんまりとして十部屋程度しかない。ごく、シンプルな空間だが、展示はよく考えられている。こんなオブジェも後ろの窓からの光でより生き生きと見せてくれている入ってすぐの部屋でずっと上映されている、彼女の生涯を12分で俯瞰できるビデオはわかりやすい。
旧市街の北にある●十字架の丘⇒こちらに書きました
日が傾いてくる午後七時。日曜日はレストランも閉まっていることろが多い。しばらく探してビルの二階にあるピッツェリアが予約できた。テラスの席に案内されると 風もなく、快適なこのひと時に感謝です