《手造の旅》ペルーとイグアス12日出発!昨年5月と同じくロサンゼルス乗継でリマへ向かう。
JL便二回目の機内食は牛丼写真左下に「だし醤油卵」のソース。お店で食べる味に近く、よくできている。
JLのこの機内食シリーズは、はじめて熊本のタイピーエンを食べてびっくりさせられた。成功していると思えたものだけではないけれど、これからも続けてほしい機内食の試みであります。
●ロサンゼルス、今回の乗継時間は約二時間半、これだけあっても急いで乗り継ぐ人のための「エクスプレス・コネクション」のカードが用意されている。アメリカは入国にとんでもなく時間がかかるから。
VISAに代わる電子渡航申請システムESTAを事前に取得(アメリカ大使館のホームページで14ドル)していても、長い行列にならぶ。近頃機械審査を導入したが、それもすんなりとはいかない。※昨年10月に利用した時の話をここに書きました。
日本航空の人がいろいろ手伝ってくださって、比較的早く順番がまわってきて、今回は到着後一時間程度で全員の手続きを終えることができた。やれやれ。
リマへのLAN航空601便は、同じトム・ブラッドレー国際線ターミナルから出発。搭乗すると、乗客の雰囲気からして南米的になる。 離陸するとすぐに、カリフォルニアの美しい海岸線が見えた。
小松のとなりにはメスティソ(先住民と白人の混血)のような年配女性。ペルーへの入国カードが配られると、私の胸にあったペンを指さして当然のように使い、笑顔で返してくれた。間にひとつあった席にいつのまにか彼女の足が乗っかっていて、悠然と眠っていた。
飛行機はボーイング787、鳥の翼のようにな曲線が特徴。
八時間のフライトは短くはない。ロサンゼルスからリマまでは南北移動とはいっても、二時間の時差がある。午後二時に飛び立ち、半分ほどとんだところで、夜になった。 成田で買った文藝春秋で今期芥川賞の「コンビニ人間」を読み、中公新書の「物語・ラテンアメリカの歴史」を読み直し、何度もうつらうつらと眠り、二度目の機内食が出て、しばらくするとリマが近づいていた。
飛行地点を示す地図にイースター島の名前がみえた。
以前、タヒチから飛んでいる直行便を使ってイースター島へ行く旅を考えたことがあったが、実現できていない。週に二便あったのだが、一便に減らされてしまったから。いつか《手造》したいなぁ。
機内で配られた入国カードと税関申告書、あまりに印刷文字が小さい。みなさん、記入しようとするのだが、読み取れない。困ったなぁ・・・。
心配ご無用、・・・ペルーの入国管はあんなに一生懸命書いたのにほとんど何も気にせず、ぽんぽんハンコを押してくれて、入国完了。
荷物エリアから到着エリアに入ると、すぐにポーターさんがやってきた。一年半ぶりにガイドのセルジョさんと再会。
ミラフローレス地区のホテルへ到着したのは午前二時になろうとしていた。明日朝は11時出発にしましょう。時差はあるけれど、ゆっくりお休みください。