旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

イグアスの滝 ヘリコプターから見る

2016-09-08 13:47:46 | 南米

イグアスの滝の全貌を知るには、空から見るしかない。見た人は必ずそういうだろう。


★動画がこちらからご覧いただけます


総延長四キロ、滝の数は二百七十以上。落差は最大八十メートル。世界最大の滝、空からの全貌がこれ↓



**ヘリコプター観光は予約できない。訪れた9月8日の午後は空いていて、行列はなかったが、それでも十六人のメンバーが全員フライトを終えるのには一時間半はかかった。これでは団体ツアーの行程に入れるのはなかなか難しいだろう。


全員の名前をアルファベットで入力して、呼ばれるのを待つ。ヘリの大きさは何種類かあるが、今日はお客四人を乗せられるタイプのものがやってきた。後部座席に三人。パイロットの横に一人乗れる。



誰が前の座席に乗るかはその場で決まる 我々の様子を撮影するスタッフ


飛び上るとすぐに、我々がジャングルの真っただ中にいた事に気づく↓



ジャングルの中を蛇行するイグアス川。すぐに白煙が見えてくる。あそこがイグアスの滝にちがいない。


《手造の旅》で滞在したダスカタラタスホテルが真下に見える↓



滝を見ながら滞在できるように、このホテルがいかに考えてつくられていたのか、やっと理解出来た。滝との位置が下の写真で分かるだろう。



ダスカタラタス・ホテルは、少しでも滝の眺めを楽しめる場所を選んでジャングルを切り開いて、建てられている。今回は数少ない滝の見える部屋を手配してくれた日本の手配担当の方に感謝しくなくては。


アルゼンチン側での唯一の自然公園内ホテル、シェラトンが上の画面右端に写っている。ここも部屋から滝の眺められるそうだが、距離を見るとやはりダスカタラタスが便利なのは確か。


ヘリコプターは、最大の瀑布である「悪魔の喉笛」の上にさしかかる。きのう我々が歩いたトレイルが、画面右上から水の落ち際すぐまで続いているのがわかる↓



イグアスの滝には、自然に眺めを楽しめる見学場所など、元からはひとつもなかったのだ。


このアルゼンチン側の「悪魔の喉笛」へのトレイルも、アッパートレイルも、「こんなところに道をつくりますかぁ」と驚かされるルートだ。



そして、ブラジル側の絶景トレイルは、上の写真で右側の岸。川の上に続く道の下につくられていた。


十分ほどのフライトだが、これを見てはじめイグアスの滝を得心したと、参加メンバー全員が言った。


**


降りてくると、さっき撮影していたDVDが10ドルで、写真が7ドルで売られている。まぁ、安いと言える値段ですね。買っちゃいました(^^)



 


 


 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イグアスの滝観光(ブラジル側絶景トレイル)

2016-09-08 12:19:12 | 南米

もし、イグアスの滝を半日しか観光出来ないとしたら、このトレイルが最適だと思う。こんな滝、見た事ない。※滝の写真は後半にたっぷり載せました。

**きのうは朝七時半の出発だったが、今日は午前中十一時までゆっくり過ごす行程にした。こういう時間の余裕が重要なのです。

ホテルのプールにも明るい朝の光が射している。出発前には「ジャングルなので暑いですよ」と言われていたが、来てみるとTシャツでは寒いぐらいで、この朝はトレーナーを着て朝食へ行った。

ダスカタラタス・ホテルの朝食。多彩なパン。甘いパンも多い

小松が気にいったのは「パン・デ・ケージョ(チーズ・パン)丸くて一つ一つにしっかりチーズの味がする↓

でも、なんといってもパッションフルーツの美味しさにノックアウトされた。「カエルの卵みたい」な種ごと、スプーンですくって食べる。※こちらにマチュピチュでも出会ったパッションフルーツの話を書きました

たっぷり食べて荷物を整理して、チェックアウト。

階段にかかっていた絵には、この近くで見られる動物たちが描かれていた ロビー奥の暖炉には火が入っていた 

ホテル前にバスに来てもらったのは、手荷物を置いておくためダスカタラタスの前すぐがトレイルだから、これから一時間ほど歩きだす。いきなりこの景色。一般のバスもシャトルバスも必ずここへやってくる撮影ポイント。

木道は歩きやすい。アップダウンや階段はある。滝のしぶきがかかる事もあるので注意は必要だが。

歩くにつれて、滝が近づいてくる。いちばん奥が、きのう訪れたアルゼンチン側にある「悪魔の喉笛」か。自分たちがきのうどんな場所に居たのか、ここから見てやっと理解出来た。

足元に虹、いやもう珍しくないのだが。

あ、今日もハナクマくんのお出まし※ハナクマくんについてはここにもう少し書きました

ガイドさんによると「今日の水量はいつもより少し多い」程度だそうだが、 全部を一度に見る事は出来ない規模。

いったいいくつの滝があるのか・・・数える気にもならない。

トレイルが見えてきた。あそこを歩けばびしょ濡れ必至。

でも、ここはカメラにもがんばってもらいましょ(^^)

ああ~デジカメなのに、画像がこんなににじんでしまうなんて!

前も後ろも、滝・滝・滝・・・

 トレイルはさらに、滝のすぐ横の展望台まで続いている。轟々と身体に伝わってくる。

あ、ここにもいたずらハナクマ

エレベーターで上の展望台へ上がる

さっきまで自分が歩いていたトレイルが下に見える。よくもあんなところまでトレイルをつくったものだ。

 朝食をゆっくりたっぷり食べていただいたから、昼食はなしでよいだろう。

最後に仕上げのヘリコプター観光に行きます

  •  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする