できるだけチャーターバスを使わない旅をしてみたい。スーツケースがある長旅でそれが可能なのはスイスぐらい。2012年に「電車とポストバスのスイス」ではじめて実現させて以来。※こちらでその時の写真日記ごらんください
***今日のスイス航空は予定より五十分も早く15時過ぎには到着した。スイスらしくいきなり保険の宣伝 さっと出てきたスーツケースとともに、15:47の電車に乗れた。本来ならばまだ飛行機が到着していない時間↓
ノンストップにて↓ルツェルンへ
わんちゃんも自分の足で乗ってきます↓
ルツェルン駅からさほど遠くないホテルへチェックイン。前回は空港から荷物を送ったが、今回は明日の荷物を減らすために、一泊目はスーツケースを持って移動した。
午後五時半から公共バスと徒歩でルツェルンをご案内 ホテルの前から①のバスに乗車↓
「瀕死のライオン像」へ。氷河が削ってできた岩に掘り込まれたこの像は、写真で見るよりもずっと迫力がある。フランス革命の最中、ルイ16世を守る衛兵はこのルツェルンの出身だった。彼らは逃げずに戦い八百名近い死者をだしたのだった↓故郷ルツェルンの人々がそれを記憶するために注文し1821年に完成した↓
無料で見学できるこの場所は、各国の観光客でごったがす。けれど、少し待てば静かに見学できる時間がやってくる
ライオン広場からすぐ後ろにある崖の上へ、ショッピングアーケードの中にあるエレベーターで上る。下からではよくわからなかった「ブルバキ・パノラマ」の丸いドームが見えてくる↓★「ブルバキ・パノラマ」は、1870-71年の普仏(プロイセン=現ドイツとフランス)戦争でのひとこま。フランスのブルバキ将軍がエリクールの戦闘に敗れ、スイス領のフランス語圏に退却し、創立間もない赤十字などに助けられるシーンを画いている。360度のパノラマ画。
今回は入場せず
かつてルツェルンを守っていた「ムーデックの城壁」近くへ↓
15世紀の城壁はなかなか迫力がある↓
城壁の一部に上がれるようになっている↓
明日登る予定のピラトゥス山も、ルツェルンが面したフィアヴァルトシュテッテ湖も見晴らせる↓
旧市街へ降りる↓
木製のカペル橋を渡る↓
昔の衣装を着たガイドさんが無料案内をしている↓
午後七時半、どこのレストランも混んでいる時間だが、こんな席におちついた
さすがにスイス、グリュイエールチーズがとってもおいしかった↓
スペイン風だったりアジアの餃子「モモ」があったりするけれど、美味しく食べられればOK↓
***夕食の後、もうひとつの木製の橋「こなひき橋」をわたる↓ここもカペル橋とどうように15世紀には同じ姿で存在したと思われる。幸いカペル橋のように焼けずに昔の様子をよりよくとどめている↓
「死がわけへだてなく人々を襲う」シーンが描かれた連作画がかけられている↓
まだ明るい21時。ホテルへ戻って就寝です。到着初日もたっぷりたのしめました(^.^)