旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

《手造の旅》スイス2017 一日目、空港から電車でルツェルンへ到着し観光も

2017-07-07 12:21:41 | スイス

できるだけチャーターバスを使わない旅をしてみたい。スーツケースがある長旅でそれが可能なのはスイスぐらい。2012年に「電車とポストバスのスイス」ではじめて実現させて以来。※こちらでその時の写真日記ごらんください


***今日のスイス航空は予定より五十分も早く15時過ぎには到着した。スイスらしくいきなり保険の宣伝 さっと出てきたスーツケースとともに、15:47の電車に乗れた。本来ならばまだ飛行機が到着していない時間↓



ノンストップにて↓ルツェルンへ



わんちゃんも自分の足で乗ってきます↓



ルツェルン駅からさほど遠くないホテルへチェックイン。前回は空港から荷物を送ったが、今回は明日の荷物を減らすために、一泊目はスーツケースを持って移動した。


午後五時半から公共バスと徒歩でルツェルンをご案内 ホテルの前から①のバスに乗車↓



「瀕死のライオン像」へ。氷河が削ってできた岩に掘り込まれたこの像は、写真で見るよりもずっと迫力がある。フランス革命の最中、ルイ16世を守る衛兵はこのルツェルンの出身だった。彼らは逃げずに戦い八百名近い死者をだしたのだった↓故郷ルツェルンの人々がそれを記憶するために注文し1821年に完成した↓



無料で見学できるこの場所は、各国の観光客でごったがす。けれど、少し待てば静かに見学できる時間がやってくる


ライオン広場からすぐ後ろにある崖の上へ、ショッピングアーケードの中にあるエレベーターで上る。下からではよくわからなかった「ブルバキ・パノラマ」の丸いドームが見えてくる↓★「ブルバキ・パノラマ」は、1870-71年の普仏(プロイセン=現ドイツとフランス)戦争でのひとこま。フランスのブルバキ将軍がエリクールの戦闘に敗れ、スイス領のフランス語圏に退却し、創立間もない赤十字などに助けられるシーンを画いている。360度のパノラマ画。
今回は入場せず



かつてルツェルンを守っていた「ムーデックの城壁」近くへ↓



15世紀の城壁はなかなか迫力がある↓



城壁の一部に上がれるようになっている↓



明日登る予定のピラトゥス山も、ルツェルンが面したフィアヴァルトシュテッテ湖も見晴らせる↓



旧市街へ降りる↓



木製のカペル橋を渡る↓




昔の衣装を着たガイドさんが無料案内をしている↓



午後七時半、どこのレストランも混んでいる時間だが、こんな席におちついた


さすがにスイス、グリュイエールチーズがとってもおいしかった↓



スペイン風だったりアジアの餃子「モモ」があったりするけれど、美味しく食べられればOK↓



***夕食の後、もうひとつの木製の橋「こなひき橋」をわたる↓ここもカペル橋とどうように15世紀には同じ姿で存在したと思われる。幸いカペル橋のように焼けずに昔の様子をよりよくとどめている↓




「死がわけへだてなく人々を襲う」シーンが描かれた連作画がかけられている↓



まだ明るい21時。ホテルへ戻って就寝です。到着初日もたっぷりたのしめました(^.^)

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