旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

《手造の旅》スイス2017 二日目、ピラトゥス山頂を歩いてからリーダーアルプへ

2017-07-08 13:47:02 | スイス
ピラトゥス山のシンボルはドラゴン。
15世紀に石を落としていった伝説があるから。


朝8時、ルツェルン駅の事務所でスーツケースを送る。明日の午後ツェルマット駅で受けとるまで、一泊分の荷物だけで楽に動けるようになる↓



駅からバスに乗ってピラトゥス山観光のゴンドラ乗り場クリエンスへ向かう↓



ゴンドラに乗る前からピラトゥスの山頂がきれいに見えている!わくわく↓



日本語の案内もあります↓




途中駅で乗り換え、土曜日でホルンの演奏もやってます




さらにあがると


フィアヴァルトシュテッテ湖の複雑な形がきれいに見晴らせた↓



山頂の駅にあるロッカーに荷物を置いていよいよピラトゥス山頂へちょっとハイキング!この標識の示す2132mは、駅から一時間ほど絶景の道を歩いた先にあるトリムス・クルムであります


1890年開業の「ピラトゥス・クルム・ホテル」の前を通って↓



 



山頂を構成する三つの頂上のうち一番高いトリムスホルン(2131m)まで(比較的)楽に歩ける道がある。




振り返ると、世界で一番急勾配の列車がのぼってきているのが見えた。



いくつか角を曲がる度に足元がわるくなって、さいごにはこんな感じの道↓




全員到着~(^.^) なんか食べていると鳥がやってきます


下り道、より慎重にいきましょ↓




さっき見た世界一急勾配の登山電車で、登ってきたのとは逆のアルペナハシュタッドへ降りる↓登り電車を待つ人々↓





この駅から列車を五本乗り継いで行く。スイスは列車運行がしっかりしているし、遅れている時にはしっかりアナウンスもあり、乗継調整もされるのでこういう旅が出来る。まずはローカル線↓



車内には自転車をこんなふうに持って入れるスペースもある↓



乗継表示版も車内にある。サルネンでインターラーケン・オスト駅行に乗り換えましょう↓



ピラトゥス山頂とはうってかわって暑くてたまらない。乗継の合間にみんなでアイスいただきました。


次の列車は、また別の湖の横をとおる。ブリエンツ湖が終わるとインターラーケン。その名のとおり「湖の間」にある街↓



インターラーケンから、トゥーン湖に面したシュピーツでまた乗換。列車を降りる時大雨が降っていたが屋根がある駅でよかった。


シュピーツから長いトンネルを抜けてヴァリスの谷へ出る。有名な「氷河特急」が走る線である。ブリーク駅で乗換↓



乗継時間は十二分、17:23発↓



番線は・・・「11番線」とあるのだが、ブリークの駅構内にはこの番線が見当たらない。いったいどこに??


と、そこで思い出したのは、氷河特急の線路は私鉄をつなげてつくられたという話。つまり、これから乗る線路は今いる駅舎が出来た後から引かれたもの。駅舎の外に乗り場があるはずと外へ出る・・・ありました!11番線↓


右の建物が駅舎↓黄色いポストバスも出ている↓



今日の我々はここブリークからさらに十分乗ってモーレル駅で降りる。そこで山の中腹まで登るゴンドラに乗り換え、宿泊するリーダーアルプに至る↓


下の地図がこの付近を俯瞰したもの↓これを見ると、「氷河特急」は谷底を走っており、そのはるか上にアレッチ氷河が流れているのが分かる↓リーダーアルプはその途中に位置している↓



谷底からたくさんのゴンドラやケーブルカーが山の中腹経由で尾根まで敷設されているのがわかる↑


我々が乗った左下のモーレルからリーダーアルプへのゴンドラ↓



上がってくると、谷底からは見えなかったアルプスの峰がうかびあがってきた↓



「氷河特急」で通り過ぎてしまうにはあまりの惜しい景観。明日、さらに上まで行ってみましょ(^.^)


ゴンドラ駅から徒歩十分で、アート・フューラー・ホテルに到着↓



 

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