旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

マリボーからオレロップ経由イーエスコー城

2018-05-25 15:08:17 | デンマーク
マリボーの朝、地元でとれるこぶりなリンゴはいつもおいしい

朝八時に出発したのは09:15発のフェリーに乗るから。クラシックカー愛好のグループがドライブしているのに出会った

ロラン島のいちばん西からランゲ島へのフェリーがやってきた↓

四十五分ほどの船旅

ランゲ(LONG)島(細長いのでこの名前がついた)のスヴェンボーは人気のリゾートタウンだが落ちついたたたずまい。

オーデンセへのハイウェイから西へそれてオレロップへ向かう田舎道↓

こういう何気ない道がとてもよく整備されていて心地よい。
国の底力とは観光地よりもふつうの場所にあらわれる。
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オレロップはステファンさん宅を訪問する。
昨年と今回、小松がデンマーク旅をつくるきっかけになった田中さんの四十年前の同級生がお住まい。
昨年、ご家族で京都へ来られた際に小松もご案内させていただきました

海にむかってひらけた気持ちの良い敷地には柵などいっさいない。
安全に安心して暮らせる環境なのだ

テラスのウッドデッキはじぶんたちでつくった。
「注文してやってもらうとお金がかかるから」ということなのだが、デンマーク人のこういう「自分でできることは何でも気にせずやる」という気質は、人件費が高いことが理由でそうなったのだろうけれど、結果的にデンマークという国の総合力を高めていると感じる。
↓この真っ黒な樫の木はステファンさんのお父さんがずっと保存していたもの↓自分でこういうテーブルにしてしまったのだそうだ↓

どんなに高価なテーブルよりも、世界に一つのテーブルのほうが魅力を感じませんか(^.^)
窓辺にならんだオブジェはステファンさんがひろってきた流木をアレンジしたもの↓

この「アトリエ」からうみだされる↓

「世界一幸せ」と他者が認定する暮らしは、自分たちでなんでも実現させようと行動する国民意識の賜物だったんだ。

テラスの内側に軽食席を用意してくれたのは、日本人が陽の当たるところを避けるのを知っているから↓



↓チーズカッターの使い方わかる?↓


二時間ほど滞在させていただいて、イーエスコー城へむかった
***
途中に古い風車

18世紀ごろのスタイル?

イーエスコー城到着
ここは大変広い敷地でただ歩いてくるだけでも一時間はかかる


あ、アンデルセンさん↓


迷路の庭

ようやくお城がみえてきた

※昨年訪問時の様子こちらに書いています

天井裏の梁になんだかきもちわるい古い人形が寝かせてあって、「これ、なんでしょうね?」と横目で見ていたのだが…あとから資料を読んでみると、城に伝わる伝説の人形だった。
「この人形を起こすと城が崩壊する」
それでほこりまみれのなんだか気味の悪い人形がそのままにされていたのか。
写真、次回は撮ってきます。












コメント
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