旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ロラン島のマリボー(デンマーク)到着

2018-05-23 11:56:11 | デンマーク
午後九時、マリボーの湖に面したホテルの夕暮れ

古い街並みも赤く照らされている

はじめてやってきたこの街は、最高のお天気で迎えてくれた
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昨年デンマーク岳をじっくり訪れる旅を造ったのに、ロラン島は知らなかった。
※2017年デンマークの旅の様子はこちらからご覧いただけます

今年のデンマーク旅でロラン島を目的地に入れたのは、この本「ロラン島のエコ・チャレンジ」との出会い↓

著者のニールセン北村朋子さんにご案内していただけることになった。
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スカンジナビア航空は(今年は)順調に到着



本を目印に待ち合わせて我々六人車に乗り込む。
ロラン島マリボーまでの二時間ほど、いろいろなお話をしてくださる。充実したスタート(^.^)

周囲は本の装丁とそっくりな景色がひろがっている

菜の花もまだ残る
※ニールセン北村朋子さんのホームページ
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風力発電で有名なデンマークだが、1970年年代には他のヨーロッパ諸国と同様に原子力発電所の計画が推進されていた。
チェルノブイリ事故のあと風向きが変わり、ヨーロッパ各国の発電についてのとりくみは多様化する。
デンマークでは、ロラン島では、自然エネルギーの活用という方法を市民が選択して育ててきたのだと理解した。
成果が北村さんによって日本にも知られるようになったことで、
思わぬ広がりをみせていくことになる。

東日本大震災の一週間後、東松島市から突然彼女に電話があった。
「復興後の東松島をロラン島のような場所にするために力を貸してくれませんか」
あれだけの出来事のすぐ後に、壊滅したわが町の将来像を考えた東松島市の誰かに彼女は動かされた。地道に推進して現在に至っている取り組みは、着実に成果をあげているように見える※東松島市の広報に載せられた記事ひとつの旅の成果は時に何十年かしてからしかわからない。人の中に埋められた種なのだ。

コペンハーゲンのある島から橋でファルスター島へ


さらに短いトンネルを抜けると

ロラン島に入った↓見えてきたのは藁をつかったバイオマスの発電所だそうだ↓


↓左、マリボーまで四キロ↓

マリボーはルネサンス時代からの修道院がある歴史的な町。
市庁舎↓


ホテルに到着

部屋からのながめ↓


七時からすぐ近くの伝統料理のお店へいこう↓まさにホテルの真正面

平日の午後六時だが人影はすくない。

お店はしかし繁盛しているようだ↓

メニューに「タイ風春巻き」があるのは、ここの奥さんがタイ人だからだそうだ
小エビのサラダと魚のフライ
↓こちらは今が旬のアスパラガスが仕込まれたクリームパイ↓

↓びっくり巨大サイズのシュニッツェル↓となりの地元民はひとりでぺろっと食べていった

↑おもしろいのは右下に付け合せられたニシンの酢漬けとホースラディッシュを刻んだものを付け合せて食べること↑魚と肉を一緒に?ええ、これで味わいががらりと変わった。
ローストポーク↓付け合せのイモもいたくおいしい。
↓サイコロ状に切った肉とポテトがおいしい「ハッシュ」

明日ははじめてのロラン島をゆっくりめぐる(^.^)














コメント
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